多数のご来場、誠にありがとうございました。
第116回イブニングシアターでは、1983年の日本海中部地震、1995年の兵庫県南部地震、2011年の東北地方太平洋沖地震を取り上げた映像をご覧いただきたいと思います。地震による被害からの復旧、過去の巨大地震から学ぶ知恵と教訓を記録した映像作品を3作品上映します。3作品の上映に先立ち、現在東京都で行われている災害への備えについて、「東京都強靭化プロジェクト」に関するご講演と解説をいただきます。 ■詳細
18:15 開会挨拶 東京都 政策企画局 政策部 技術政策担当課長(※) 18:40 上映「蘇った秋田港-日本海中部地震からの復興」
■参加申込方法
事前参加受付を終了いたしました。 ■参加方法 「事前参加受付フォーム」より返信したメールを印刷したもの、またはスマートフォン等でメールを直接会場受付にご提示ください。 ■ご注意
■お問い合わせ先 図書館・情報室(担当:高浦) TEL:03-3355-3596 |
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上映作品
※各社名は制作当時のものです。
蘇った秋田港-日本海中部地震からの復興 企画:運輸省第一港建秋田港工事事務所 昭和58年5月26日正午に発生した日本海中部地震により秋田県を中心に被害を受けました。この地震被害の特徴は、津波による被害と砂地盤の液状化による被害が挙げられます。被害の中でも秋田港の岸壁被害が甚大でした。この映画は地震発生から復旧工事完成までの記録です。特に、津波の発生機構、砂地盤の液状化現象の説明では、実験室における模型実験を通して非常に理解しやすく解説しています。 |
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復旧の軌跡-阪神・淡路大震災土木施設の災害記録- 企画・制作:兵庫県土木部 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災によって兵庫県内の土木施設は,神戸市,西宮市,淡路島北部を中心に大きな被害を受け,被害総額は1兆5千億円に上った。 この作品は震災から3年後,1998年12月に兵庫県土木部(その後,県土整備部と名前を変える)が企画制作した阪神・淡路大震災の映像記録である。震災直後の阪神高速道路,鉄道,下水処理場,港湾施設,河川堤防,西宮市仁川の土砂崩れなど県内各地の土木施設が受けた被害の全貌を27分という短い時間でコンパクトに紹介するとともに,道路,鉄道,港湾などジャンルごとに,被害の状況を詳しく説明している。また,兵庫県による震災後3年間の復旧への取り組みについても解説を加えている。 阪神・淡路大震災を描いた映像作品には,人的被害の状況や救命救急,安全対策をテーマにしたものが多いが,この作品は地震による土木施設の被害と復旧にテーマを絞った他にあまり類を見ない作品である。その意味で,土木技術者や行政担当者に限らず,土木や防災に関心を持つ多くの人に見ていただきたい作品である。 |
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迫り来る南海トラフ巨大地震に備えて 企画:中部地域づくり協会 2011年3月11日、日本を襲った巨大地震は未曾有の被害と悲しい爪痕を残した。中部地方も過去幾度となく巨大地震に襲われ、その記録が各地に残されており、南海トラフ巨大地震に直面していると言われる今、私たちは災害から学び教訓とすることが求められている。本作品は、受け継がれる巨大地震の爪痕、先人たちの知恵と教訓をとりあげ、巨大地震への備えの重要性を描いている。単に備えるといったことではなく、例示することで理解が深まる内容となっており、学校教育現場、地方自治体関係者にも見て頂きたい内容となっている。 |
以上