本シアターは,CPDプログラム(4単位)です。当日会場では自動登録できません。ご参加の際に登録様式をご持参ください。
すばらしい土木技術をもういちど
土木学会第85回イブニングシアター
土木映画の百年 あなたが選んだベストワン
「佐久間ダム」1,2,3部作完全版を上映いたします。
- 日時:平成27年4月23日(木)
開場 14時30分 開演15時
- 場所:文京シビックセンター2F 文京シビック小ホール
地図 ポスター
- 対象:一般、会員
- 【映像上映】
- 解説 J-POWER電源開発株式会社 土木建築部長 嶋田 善多氏
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佐久間ダム 1,2,3部作
佐久間ダムは,高度経済成長期の電力不足を補うため電源開発(株)により1953年4月に着工され,1956年10月に完成とわずか3年半の工期で,愛知県と静岡県境の天竜川中流部に建設されました。ダムの高さは155.5mで,重力式コンクリートダムとしては当時日本一を誇り,発電所の最大出力は35万kwです。ダムの建設にあたっては,日本で初めて米国から大型建設機械や施工技術を導入して大きな成果をあげ,ダム建設技術の発展に貢献しました。
企画 電源開発株式会社 製作 岩波映画製作所
第一部 1954年 39分
- 第一部は,昭和28年4月着工から昭和29年3月までの工事記録です。佐久間村中部部落の2万坪の土地に2200坪の建物が建てられ佐久間ダム建設の工事基地を建設します。昭和28年11月,発電所の基礎掘削,仮排水トンネルの建設,左岸ケーブルクレーンでの基礎掘削など最大2000㎥の掘削を行っていきます。そして昭和29年2月28日,仮排水トンネル完成を目前に恐れていた出水が起きました。
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第二部 1955年 63分
- 第二部は,昭和29年4月から昭和31年5月までの工事記録です。佐久間ダムは,昭和29年3月28日天竜川を締切り仮排水トンネルへ流れを切り替えました。工事は,コンクリートプラントの建設,貯水を発電所に導く圧力トンネルの掘削,発電所の建設と多方面へわたります。そして昭和29年9月12日台風14号に襲われます。天竜川流域は暴風雨圏内に上流平岡ダムでは濁流がダムを越えます。
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第三部 1957年 52分
- 第三部は,昭和30年1月から昭和31年10月完成までの工事記録です。着工から1年8ヶ月基礎工事の終わった佐久間ダムは昭和30年1月コンクリートの打込みを開始します。たった1年4ヶ月で112万㎥のコンクリートを打ち込みます。そしていよいよ佐久間ダムへの湛水,発電機の試運転へと進んでいきます。
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