多数のご来場、誠にありがとうございました。
10月14日は鉄道の日です。今回は鉄道の日にちなんで「鉄道」をテーマに選定した3作品を上映します。 「土木技術」は、鉄道建設に大きく関わっており、難関な路線を新設するため、開発、発展してきた土木技術も多くあり、これまでもイブニングシアターで、これらを描いた作品を取り上げ、「鉄道特集」として上映してきました。今回は、過去に評価の高かった「ボスポラス海峡を渡る地下鉄建設」「余部鉄橋の記憶」と、初めての上映となる大阪市営地下鉄御堂筋線の建設をテーマにした作品「高速鉄道建設の記録」を選定しました。 多くのみなさまの参加をお待ちしております。 ■詳細
18:30 開会挨拶
■参加申込方法 「事前参加受付フォーム」に必要事項をご入力ください。 事前参加受付を終了いたしました。 ■参加方法 「事前参加受付フォーム」より返信したメールを印刷したもの、またはスマートフォン等でメールを直接会場受付にご提示ください。 ■ご注意
■お問い合わせ先 図書館・情報室(担当:高浦) TEL:03-3355-3596 |
ポスター
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上映作品
※各社名は制作当時のものです。
ボスポラス海峡横断鉄道トンネル 海底をわたる風 企画:大成建設 トルコ経済の中心で1,000万を超える人口を抱える大都市イスタンブールは、町を東西に分断するボスポラス海峡がネックとなり慢性的な交通渋滞に悩ませられていた。そこでトルコ政府は海峡の底にトンネルを造り、地下鉄を走らせて懸案の交通問題を解決しようとした。 |
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余部鉄橋の記憶 企画:キャメル(現・CAMEL) この作品はおよそ100年もの間日本海の厳しい風雪に耐え,多くの人たちに支えられてきた鉄橋の歴史を主軸に、そこに展開された人間ドラマや四季折々の美しい映像を織り交ぜながら、余部鉄橋の有終の美を貴重な土木遺産として記録・表現したものである。明治後期から大正にかけて行われたルート選定や、基礎・橋脚の建設、またその後の錆との絶え間ない闘いとそれを支える橋守の存在、地元の悲願であった餘部駅誕生の経緯などが描かれており、当時の設計技師のプロフィールや現場のエピソード、工事記録写真や図面・報告書、新聞記事などで再現するとともに、新駅誕生のニュース映画など地元の方々の当時の映像も取り込んで、ていねいに表現している作品である。一見淡々とした描写の中に歴史の重みとそれに関わった人々の思いが伝わってくる。 |
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高速鉄道建設の記録 企画:大阪市交通局 昭和5年から始まった大阪での地下鉄建設の貴重な記録映像を昭和28年に再編集した作品である。路面電車や乗合自動車では賄いきれなくなった大阪市内の交通需要に対する手段として、地下の大動脈となる御堂筋線を計画し、市営では国内初めての地下鉄事業を行っている。地下鉄建設としては世界初となる潜函式の採用や、国内初の河底隧道工事など当時の最新技術を駆使し、膨大な労力を投入して行われた工事の様子を見ることができる貴重な資料である。 |
以上