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あのすばらしい土木技術をもういちど
土木学会第81回イブニングシアター
~ 特集 鉄道線路の切替え ~
今回のイブニングシアターでは、最近相次いで行われた鉄道線路の地下化などに伴う切り替え工事の記録映像4作品をお届けします。東急東横線(渋谷~代官山)、京王線(調布駅周辺)、小田急線(下北沢周辺)、東京メトロ有楽町線(小竹向原~千川)と、いずれも線路や道路が近接する中での、最新工法を駆使した工事現場の様子が手に取るように紹介されています。
大盛況の裡に終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
- 日時:平成26年10月8日(水)
開場18時 開演18時半 (1時間40分程度を予定)
- 場所:四谷・土木学会 講堂
地図 ポスター
- 対象:一般、会員
- 【映像上映】
- 【解説】 京王電鉄(株) 工務部保線課長 石坂真二氏 (15分程度)
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東急電鉄東横線(渋谷駅~代官山駅間)地下化工事
企画・制作 東京急行電鉄(株)
2013年 22分
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本事業は、東横線と東京地下鉄13号線(副都心線)との相互直通運転を行うため、東横線渋谷駅~代官山駅までの約1.5km区間を地下化し、2013年3月16日に相互直通運転を開始したものである。これにより、東武東上線・西武池袋線から東京メトロ有楽町線・副都心線を経て、東急東横線から横浜高速鉄道みなとみらい線までの5社の路線を結ぶ首都圏の広域的な鉄道ネットワークが形成され、都市交通の更なる利便性向上や円滑化が図られるとともに、東京の都市再生にも寄与することになる。
本映像は東急東横線の地下化工事と2013年3月15日から16日初電までに実施された切替工事の施工記録である。
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【ミニギャラリー】
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(2)東京メトロ有楽町線(小竹向原~千川駅間)連絡線設置工事~池袋方面供用開始~
企画・制作 東京地下鉄(株)
2012年 15分
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東京メトロ有楽町線・副都心線は、東武東上線和光市駅、西武有楽町線練馬駅の各方面と有楽町線新木場駅、副都心線渋谷駅の各方面を結ぶ4つの運行経路があり、運行経路は小竹向原駅・千川駅間で合流分岐する構造となっている。2008年6月の副都心線開業を契機として、小竹向原駅・千川駅間の平面交差部がネックとなり、ダイヤ乱れや遅延等の問題が顕在化したため定時運行確保と安全性向上を目的とした輸送改善策として平面交差を解消する新たな連絡線の設置を計画した。連絡線は、和光市方面と新木場方面を結ぶパイパス線を開削トンネルとシールドトンネルで設置するもので、2010年に着手し、新木場方面については2012~2013年に切替工事を実施し、2013年3月の東急東横線直通運転とともに供用を開始した。引き続き現在も和光市、練馬方面の供用開始に向け鋭意工事を施工中である。 |
【ミニギャラリー】
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(3)調布駅付近連続立体交差化事業「京王線・相模原線地下化へ」
企画 東京都・調布市・京王電鉄(株)
制作 京王電鉄(株)
2013年 15分
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2012年8月19日、京王線柴崎~西調布間と相模原線調布京王多摩川間の区間の地下化切替え工事が完了した。本工事では京王線、相模原線の6線3口を在来線直下に新たに建設した地下線に一晩で切替える、史上稀に見る大規模な切替え工事を実施した。切替え工事は、それぞれの切替口の特性を考慮した独特な切替方式を採用し、関係者約5,000名を動員するとともに朝の列車を計画的に運休して代行バスを準備する大規模な工事となった。
調布駅付近の連続立体交差事業は京王線柴崎~西調布間と相模原線調布京王多摩川間の区間を地下化し、18箇所の踏切を除去と8箇所の都市計画道路を立体化するとともに、調布駅で分岐する京王線と相模原線の平面交差を解消するものであり、道路と鉄道の安全性の向上と地域の一体化、鉄道の安定輸送向上が図られる。
工事は、東京都と調布市、京王電鉄㈱を事業主体として2003年の事業認可を受け、2004年に着手し、2012年の切替後の現在も事業完了にむけて地上部の駅舎や道路の整備を鋭意進めている。
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【ミニギャラリー】
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