公益社団法人 土木学会 土木の魅力向上特別委員会(委員長:田中茂義第111代土木学会会長)は、下記の通り北海道札幌市で開催される、「北海道土木・建築未来技術展2024」にブース展示ならびにステージイベントに出展することになりました。2023年6月から1年間の会長特別プロジェクトである、「土木の魅力向上プロジェクト」の活動の集大成ともいえるようなイベントになりました。
多彩なメンバーで意欲的に取り組んだ1年間の活動成果を、多くの方にご覧いただけますよう、多数のご来場をお待ちしております。
【行事概要】
■行事名:北海道土木・建築未来技術展2024(主催:北海道土木・建築未来技術展 実行委員会)
公式ホームページ:https://www.caft-exhibition.com/
■日時 :2024年6月12日(水)~6月13日(木)(両日とも、9:30~16:00)
■場所 :アクセスサッポロ(札幌市白石区流通センター4-3-55)
【土木学会の出展概要】
下記並びに添付のチラシをご覧ください。
新着・お知らせ 添付サイズ 未来技術展チラシ20240605.pdf957.34 KB今回のWG活動で得られた活動成果概要を、2024年6月に開催されました、「北海道土木・建築未来技術展」向けのポスター展示にまとめたものを公開します。
新着・お知らせ7th JSCE Concrete Committee Webinar "Frontiers of Concrete Technology"
The Concrete Committee of the Japan Society of Civil Engineers (JSCE) holds a webinar on the frontiers in concrete research and technology to share and discuss the cutting-edge technologies of concrete materials and structures. We invite two leading researchers from the advanced field in concrete engineering. After their presentations (30min.x2), we discuss the field's current status and future direction (50min.).
Please see the flyer below for more details.
開催日: 7 August 2024サブタイトル: 3D Concrete Printing開催場所: Category: InformationEvent「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■英国分会 津村照彦をお迎えしてミニ講演会!
2024年度の国際行事は、英国分会津村照彦氏をお迎えしたミニ講演会からスタートである。
津村氏は日本のコンサルタント業界を経て英国に渡り、コンサルティング会社を立ち上げてロンドンを拠点に活躍しておられる。今回、津村氏の一時帰国の機会を捉え、お忙しいスケジュールの合間を縫って当会にお越しいただき、“ミニ講演会「ネットゼロエミッション達成にむけ建設部門従事者に期待される役割」”を行った(4月10日10:00 〜11:30@土木会館、ハイブリッド形式)。
われわれは今、地球温暖化という予断を許さない課題を突き付けられている。この課題に対する英国、そして日本の動きを見ておられる津村氏は、両国の取り組み現状とともに土木技術者の役割を説かれた。エミッション削減に戦略的に取り組む英国の進捗と、日本の歩みのゆっくりとした取り組み人々の意識の違いを指摘し、土木技術者はそこで大きな役割を持っていると言う。それは、気候暖化によって発生する自然災害の対応にとどまらず、根本的な原因である温室効果ガス排出量を削減するためのプロジェクトを提案し、資金を確保して形にしていくことである。
また、ネットゼロ達成のシナリオの中には、低炭素電力、バイオエネルギー、水素、エネルギー・資源効率、社会・行動学的変化、植林、農地を含む土地改良があり、それらを具体的に進めるための明確な戦略、法制度、民間投資、われわれの日常行動と意識が必要不可欠、そして、それらが全てそろったところでネットゼロ達成に一歩近づくことができるというものである。現状のままであれば、2050年までにネットゼロ達成することは、スピーディーに動く英国でさえ懐疑的であるのだから、日本は間に合いそうにない。
しかし、土木技術者・研究者がタッグを組んでぶつかっていけば大きすぎる課題と挑戦を超えて、道を拓いて前に勧めるだろうと期待する。
今回、津村氏の講演を聞き逃した方、また再度お聞きになりたい方は、津村様の講演資料を国際センターのウェブサイトにアップしているので、ぜひアクセスしていただきたい(https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/387)。
津村照彦氏の講演
国際センターだよりバックナンバー
国際センターだより(2024)新着・お知らせ【Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Excellent Paper】
Simulation-Aided Deep Learning for Laser Ultrasonic Visualization Testing with Style Transfer
Miya NAKAJIMA, Takahiro SAITOH, Tsuyoshi KATO
【Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Excellent Digital Work】
Comprehensive Analysis of On-Site Riparian Waste Pollution: A Case Study on the Hyakken River Basin
J-STAGE Data
Shijun PAN, Keisuke YOSHIDA, Takashi KOJIMA
【Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Outstanding Potential Paper】
A Road Narrowing Condition Estimation from In-vehicle Camera Videos via Late-Fusion based on Confidence Level Integration of Multiple Classifiers
Hiroki KINOSHITA, Masahiro YAGI, Sho TAKAHASHI, Toru HAGIWARA
【デジタルツイン・DX論文賞】
Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Excellent Paper in Digital Twin & DX
洗掘が懸念される鉄道河川橋脚の抽出への機械学習の有用性の検証
渡邉 諭, 赤塚 洋介, 高柳 剛, 吉田 郁政, 五艘 隆志
点群のプロダクトモデルの構築に向けた 道路地物の領域データの自動生成に関する研究
山本 忍, 今井 龍一, 中村 健二, 塚田 義典, 麻生 紀子
【デジタルツイン・DX作品賞】
Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Excellent Digital Work in Digital Twin & DX
土木分野における言語モデル評価指標の検討
J-STAGE Data
緒方 陸, 大久保 順一, 藤井 純一郎, 天方 匡純
【デジタルツイン・DX奨励賞】
Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Outstanding Potential Paper in Digital Twin & DX
Spatial-temporal attentionを導入した再帰型ニューラルネットワークに基づく重機との接触事故リスクの推定
五箇 亮太, 前田 圭介, 藤後 廉, 小川 貴弘, 長谷山 美紀
3Dデータと河床変動解析を活用した河川分野におけるデジタルツインの実現に向けての提案
藤原 圭哉, 佐藤 誠, 山下 千智, 黒田 直樹, 亀田 敏弘
鉄筋結束マシンに取り付けたカメラ動画から生成した点群による配筋検査への実用性検証
米山 睦美, 髙見澤 拓哉, 眞部 達也, 田尻 大介
【デジタルツイン・DX特別賞】
Intelligence, Informatics and Infrastructure Award for Highlighted Paper in Digital Twin & DX
デジタルツインの概念と土木工学への応用
杉崎 光一, 全 邦釘, 阿部 雅人
スマートフォンLiDARとネットワーク型RTK測位により作成した3次元地形モデルの小規模土工事への適用範囲の検討
渡邊 祥庸, 井上 和真, 池田 隆明, 志賀 正崇, 小林 雅人, 横山 和佳奈
コンセプト映像課では、「自分の言葉で伝える土木」のシリーズ動画として、橋梁編・水道編の2作品の動画制作に取り組んできました。
これらの映像を通じて、土木に携わる人たちが土木の世界で仕事をすることの魅力を再認識あるいは新たに発見し、その魅力を自ら発信していきたいというモチベーションになればという思いで私たちは活動してきました。
また、未来の担い手確保にも少しでも貢献できれば、今回活動してきた意味があると思います。
2024年6月3日(月)に公開された「橋梁編 インフラをつくる まもる 無数のバトン」動画では、中九州横断道路 竹田阿蘇道路の橋梁現場にて映像撮影をしました。
このプロジェクトに関わる計画、調査、測量、設計、施工のすべての人にインタビューを実施して、「自分の言葉」で仕事の魅力を語ってもらいました。
また、それぞれの仕事が次の仕事につながる【バトン】であるという演出を組み合わせていくことで、プロジェクトの一連の流れが分かるような工夫もしました。
ぜひ、映像を見たうえで、皆様の仕事の魅力についても、家族や友人、同僚に語っていただけるようになれば嬉しいです♪
(水道編動画は、24年6月末頃に公開予定!お楽しみに)
【橋梁編動画はこちら】
新着・お知らせコンセプト映像課公益社団法人土木学会 教育企画・人材育成委員会 高校教育小委員会
共 催全国高等学校土木教育研究会
東日本高等学校土木教育研究会 西日本高等学校土木教育研究会
公益社団法人土木学会関西支部
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 大阪府 大阪市
土木学会教育企画・人材育成委員会の一つとして組織されている高校教育小委員会では、毎年8月に一般市民を対象とした夏期講習会を開催している。その時の社会的背景に合わせてテーマを設定し、講演会や見学会などを開催してきており、第55回目となる令和6年度は、令和7年開催の大阪・関西万博、日本初のIR(統合型リゾート)の開発計画が進む夢洲を中心としたテーマを設定し、万博に関する講演の他、夢洲で進むまちづくりの構想についての講演を企画している。夢洲は、大阪府・大阪市を中心として、民間事業者の提案も参考にしながらそのまちづくり基本方針の議論を進めており、国際観光や物流の拠点形成に向けて、IRを中心として万博の理念を継承したまちづくりを検討しており、それに向けたインフラ整備計画も進められている。大阪、関西のみならず日本を代表する観光拠点をめざして進められる夢洲開発計画について、多くの方々に知っていただく機会としたい。
3.開催日、会場、定員、参加費について
(1)開催日 令和6年8月22日(木)
(2)会 場 大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)44階大会議室
〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16
TEL:06-6941-0351(代表)
〈最寄り駅〉
地下鉄中央線「コスモスクエア駅」下車、南東へ約500m
南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」下車、ATCビル直結約100m
(3)定 員 150名
(4)参加費 3,000円(高校生以下無料)
高校の土木系学科の教員を主対象として、産学官民の土木学会会員や土木技術者、一般市民の方々を対象としている。学習の機会として捉え、高校生以下は無料とする。
昼食をはさんで午前の部、午後の部の2部構成として、午前の部に公益社団法人2025年日本国際博覧会協会より大阪・関西万博に関する講演をいただき、午後の部に大阪府市の大阪都市計画局より夢洲まちづくりに関する講演と国土交通省近畿地方整備局より近畿地方の広域まちづくりについての講演をいただく予定にしており、講師について現在依頼中である。
〈 時 程 〉
10:00~10:30 受付
[午前の部]
10:30~10:40 開会挨拶
10:40~12:20 大阪・関西万博に関する講演((公社)2025年日本国際博覧会協会)
12:20~13:20 昼食休憩
[午後の部]
13:20~14:30 夢洲のまちづくりに関する方針や構想についての講演(大阪府市・大阪都市計画局)
14:40~15:50 近畿地方の広域まちづくりについての講演(国土交通省近畿地方整備局)
15:50~16:00 閉会挨拶
(1)土木学会ホームページ http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
(2)FAX:土木学会誌巻末に掲載されている「本部行事参加申込書」
※本講習はCPD認定講習(CPD単位:未定)とする。またCPDSの認定についても検討する。
【第55回夏期講習会担当】
新着・お知らせ新着情報 添付サイズ 第55回夏期講習会_企画書.pdf1.25 MB
2025年10月21日から25日にかけて、第10回アジア土木技術国際会議(CECAR10)が韓国・済州島で開催されます。
CECARは、アジア地域の土木学協会で構成されるアジア土木学協会連合協議会(ACECC)が3年ごとに開催する国際会議です。ACECC加盟各国・地域の土木技術者が専門分野を越えて一堂に集まる貴重な機会です。
現在、CECAR10ではアブストラクトの募集を受け付けています。締め切りは2024年8月20日です。皆様のご投稿をお待ちしております!
詳細および投稿要領については、CECAR10公式ウェブサイト(https://www.cecar10.org/)をご覧ください。
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