委員会が依頼した論説委員以外の識者が執筆する。
建設技術研究所代表取締役会長 土木学会第95代会長 石井 弓夫
世界は経済危機が大恐慌に進んで行くことを恐れている。しかし真に恐れるべきなのは地球温暖化という人類の危機である。温暖化による災害の対策には巨額の公共投資が必要となろう。公共投資は無用論によって縮小を続けてきたが、この投資によってのみ温暖化災害と経済危機という二つの危機は同時に乗り切れるのである。 (2009.3) 第22回論説(1) 二つの危機を乗り切るために
武蔵工業大学 学長 中村英夫
土木事業の内容はかつての必需形あるいはその後の戦略形そして近年の効率化形が減少し、今後は高質化指向の事業や補修改良形のものとならざるを得ない。その必然性と対応策などについて述べる。 (2008.12) 第19回論説(2) 土木事業の行くえ
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