論説委員が執筆する。
Tweet
論説委員 岸 利治 東京大学
再生骨材の製造過程で排出される微粉を産業廃棄物として有償で処分せざるを得ない現状ではコンクリートのサーキュラーエコノミーは成立しない。微粉を資源として有効活用する仕組みが必要である。天然資源が枯渇していく中で既存ストックをアーバンマイン(都市鉱山)と見なすサーキュラーエコノミーをコンクリートでも実現したい。 (2025年5月版) 第216回論説・オピニオン(1) コンクリートのサーキュラーエコノミーを考える
論説委員 鯨岡 史歩 東京都
春は新しいことに出会う季節。土木に新たに出会う人もいる。近年建設業界は人材確保に苦戦していると聞く。土木に出会う場を増やし、魅力発信等により選ばれる分野にしたい。人材育成についても触れたい。 (2025年4月版) 第215回論説・オピニオン(1) 出会いの季節に思うこと
論説委員 大鳥 靖樹 東京都市大学
生成AIは思考の素材や出発点を提供するツールに過ぎず、その活用には利用者の批判的思考と深掘りする姿勢が不可欠であり、技術者には提示された情報を問い直し、自らの経験や専門性を活かして正否を判断する力が求められる。(※事務局による生成AIでの要約) (2025年3月版) 第214回論説・オピニオン(2) 考えを深めるツールとしての生成AI
論説委員 田中 利光 阪神国際港湾株式会社
1980年代に本格化した大阪ベイエリアの再開発では、海遊館やユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどが成功事例として著名である。また、この4月にはいよいよ大阪・関西万博が開幕するが、その後も2030年を目標に夢洲IR事業が進展中である。これら様々な事業に関連したインフラの効果、成果を検証してみたい。 (2025年3月版) 第214回論説・オピニオン(1) 大阪ベイエリアの開発とインフラ、そしてその効果について
論説委員 茂木 正晴 国立研究開発法人土木研究所
国内の建設業界では、担い手不足や高齢化に対応するため、自動化やAI技術の活用が進む中、多様な現場条件に適応するには「人との協働」が鍵となる。本論では、建設現場における自動化技術の現状と課題を踏まえ、多様な現場条件への対応に向けたAIやロボット技術の活用と人との協調について私見を述べる。 (2025年2月版) 第213回論説・オピニオン(2) 建設ロボットとは? 建設機械と人との協働関係の未来
最近のコメント