論説委員が執筆する。
Tweet
論説委員 渡部 靖憲 北海道大学
将来を見据えた研究教育の多様性と戦略において欧米と日本では未だ有意な差が存在する。本論説では、ゆとり教育、国立大学法人化、海洋再生可能エネルギー開発など、日本が先進する欧米の教育、研究、大学の仕組みを取り入れてきた歴史を振り返ると共に、若手研究者、技術者が日本の研究教育の現状を客観的に理解し未来の日本を知る上で欧米での在外経験の重要性を再度呼びかける。 (2025年9月版) 第220回論説・オピニオン(2) 欧米に学び、そして学ばない教育の仕組みを学ぶ
論説委員会幹事長 入江 政安
2025年大阪・関西万博は前評判を覆そうとしている。多くの担当者の地道な努力により交通インフラや都市整備が実現し、大阪の街を変えた。公共投資への批判もあるが、子供たちに夢を考える貴重な機会を創出した。都市の変化が人々に刺激を生むことを改めて知り、その意識を持ち続けることが重要である。関係者への感謝を込めて。 (2025年9月版) 第220回論説・オピニオン(1) 万博を終えての人々への讃歌
論説委員 堀田 昌英 東京大学
土木構造物の設計は,工学的創造に加えて,設計者の価値観や倫理観,そして社会の価値規範を反映する行為であり,それ自体が公共技術倫理の発現とも言える.土木技術者は仕様の決定や設計を通して「社会的意思決定」の実務を社会から負託されていると改めて認識すべきである. (2025年8月版) 第219回論説・オピニオン(2) 設計と技術倫理
論説委員会委員長 藤原 章正 広島大学
(2025年8月版) 第219回論説・オピニオン(1) 地域主導のレジリエンス社会の構築へ
論説委員 大藪 千穂 岐阜大学
建設業における女性就業者比率や管理職比率が少ないのは、日本全体の縮図でもある。これを変えていくのに重要なのがトップの意識改革である。トップが変わると現場の価値観も変わる。その意味では建設業界の伸びしろは、まだまだ大きい。 (2025年7月版) 第218回論説・オピニオン(2) トップの意識が変われば現場が変わる
最近のコメント