論説委員が執筆する。
論説委員長 古米 弘明 中央大学研究開発機構
近年、頻発・激甚化している水害だけでなく、渇水被害も長期化、深刻化することが懸念されている。したがって、人口や資産が集中した都市の雨水管理において、流域の水循環を意識して、降雨レーダやICTの活用、グリーンインフラの積極的な導入など雨と賢くつきあう術をレベルアップすることが大事であろう。 (2023年4月版) 第191回論説・オピニオン(1) 都市における賢い雨水管理へ
論説委員 橋本 有美子 エイト日本技術開発
土木技術者としてより良いものを作りたいという気持ちが、建設コンサルタントにおける品質の確保と向上につながる。国民のために善管注意の義務を果たそうとする。土木技術者としてより良いものを作ろうという熱意が品質の確保と向上の源である。 (2023年3月版) 第190回論説・オピニオン(2) 「良いものを作ろう」という気持ち ~品質の確保と向上につなげて~
論説委員 上村 俊英 (株)建設技術研究所
DXへの対応や多様な働き方への要望の高まりなど、建設コンサルタントの技術者を取り巻く環境が急激に変化する中での人材育成のありかたを考える。技術者が時間と場所をリアルで共有することが減少し、双方向の議論やOJTが量的に減少する傾向にあり、学びへの動機付けと、学びのロールモデルが求められている。 (2023年2月版) 第189回論説・オピニオン(2) ITツールの活用が求められる建設コンサルタントの人材育成
論説委員 中山 恵介 神戸大学
地球規模での環境変化により,災害が頻発するばかりでなく,地球環境そのものが悪化している.土木工学の環境関連の分野においても,生態系および環境保全の観点から至急の対策が必要とされている.そのような気候変動に対応するためには,単純に環境を改善するということではなく,分野横断的な対策提案が必要である. (2023年2月版) 第189回論説・オピニオン(1) 環境に配慮した気候変動の新たな緩和策に向けて
論説委員 岩城 一郎 日本大学
我が国の人口は2050年にほぼ1億人にまで減少するとされている。奇しくも脱炭素社会の実現を目指す年でもある。社会インフラの老朽化は一層加速し、各地で気候変動に伴う豪雨災害が頻発するとともに、南海トラフ地震や首都直下型地震に見舞われる恐れもある。激動の時代に備え,良い土木構造物を建設する意義を考える。(2023年1月版)第188回論説・オピニオン(2) 2050年に向けて、長持ちする土木構造物を建設する意義を考える
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