ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
今回の放送では、お馴染みの緒方英樹さんに「【土木偉人シリーズ】伊能図が、いま語りかけること」をテーマに、お話を伺いました。伊能図とは、伊能忠敬が歩いてつくった実測日本地図です! 地図には水害地名が記録されていたとは!古い地名には過去の地形や水害、津波の痕跡を示す語が隠されています。地名が今も昔も同じなのかを調べてみないとですね!!今回もおもしろいお話が聞けました。
2025年1月29日(水)放送
ゲスト:鳥山亜紀さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:おがえもん
今回は、清水建設の鳥山亜紀さんに「水害時の医療継続へのタイムライン」をテーマにお話を伺いました。
病院づくりでも有名な清水建設。施工だけでなく病院運営(医療に関わる部分以外)にも参画しているとは!医療者に近いところにいるからこそできる建築設計があると思います。
水害と医療は、土木・建築・医療が一丸となって取り組まなければいけない問題であり、垣根を超えた協力で乗り越えなければいけないですね。発災時は、被害を最小限にとどめ、早期に医療機能を復旧させるために、ハード対策とタイムラインを活用した医療継続が大切ですね!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/30/b-356/
YouTube
https://youtu.be/3wrxMlR7Vfg?si=E72iCOhfJSpVYHYa
ゲスト:鳥山亜紀さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:おがえもん
今回の放送では、清水建設の鳥山亜紀さんに「水害時の医療継続へのタイムライン」をテーマに、お話を伺いました。地球温暖化により、世界規模で雨を降らせる低気圧や台風が発生する位置や経路、強さなどが変わり、線状降水帯や集中豪雨、ゲリラ豪雨などが多く発生し、毎年どこがで水害が発生しています。病院は、発災後も命を守る医療を続ける必要があるので、事前に自分たちのいる建物がどのくらい水がきたら、どのような機能が無くなってしまうのか、どこから水が浸入してくる可能性があるのか、調査するのは大変です。また、どのタイミングで防災行動を開始するか、どんな情報に注目し、それがどの値になったらスタートするかを、キチンと根拠をもって決めておくことが必要です!
2025年1月22日(水)放送
ゲスト:鈴木 亮彦さん、田中 真史さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
阪神淡路大震災から先日17日で30年が経過しました。この30年の間に、東日本大震災や能登半島地震など大規模地震が発生し多くの尊い命が奪われました。
そのような中、今回のテーマは防災教育。(株)不動テトラの鈴木さんと田中さんは研究所に勤務する傍ら、土浦市の小学校などで防災教育を行っています。昨年、茨城県土浦市から依頼された出前授業のテーマは「地域の仕事と防災」。小学生を対象に、テトラポットを使って積み上げる作業やクイズに答えてもらったりしたそうですが、飽きることなく2時間の授業があっという間に過ぎていったそうです。そして、建設業が防災の役割も知ってもらえる機会となり手ごたえを感じたと語っていました。
また、授業を行う側が楽しく話をすることで、より子どもたちの向上心が引き上げられ、家庭に帰った時にご両親に防災の大切さを伝えてくれることが良い効果を生んでいるとのことです。
防災は、一つの団体や企業ではなし得ることができません。一人ひとりが災害に対して自分事と捉え、企業・団体も協働し備えることが、災害大国日本で暮らす私たちの役目なのだと感じました。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/23/b-355/
YouTube
https://youtu.be/73R3Mcb6u1w?si=ntb10B-0hYlu_w17
ゲスト:鈴木亮彦さん、田中真史さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
今回の放送では、不動テトラの鈴木亮彦さん、田中真史さんに「未来につなげる防災教育」をテーマに、お話を伺いました。「地域の仕事と防災」をテーマとした出前授業!日本が自然災害の発生しやすい地理条件にあり、それから大きな自然災害が目の前で起こるかもしれないことを教え、防災活動の大切さを子供たち自身に考えてもらっているとのことです!自分事になってもらうことで積極的な行動をしてもらえるようになる、これが一番重要ですね!!
2025年1月15日(水)放送
ゲスト:和田 彰さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
私の手元には「できることからはじめよう 水辺の小さな自然再生事例集 第2集」があります。事例集を開くと、男女の子供から大人までが川の中に入り、各自で石を運んだり、木箱の魚道(魚のとおる道)を手作りしている写真が見られます。
今回、和田さんから水辺の小さな自然再生についてお話を伺いました。小さな自然再生とは以下の3つの条件にあてはまるものです。
ゲスト:和田彰さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
今回の放送では、リバーフロント研究所の和田彰さんに「水辺の小さな自然再生のすすめ」をテーマに、お話を伺いました。小さな自然再生は、自分たちででき手づくりで取り組める小規模なもの。小さな自然再生の一番の魅力は、気の合う仲間たちと気軽に試行錯誤しながら取組んで、失敗と成功を繰り返し、ワクワクしながら自然環境が少しでもよくなるようにと色々な働きかけをできる点とのことです。現地研修会を全国で開催しており、これまでに27回開催!!全国に広まって欲しい活動ですね!
2025年1月8日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
歴史は得意ではないのですが、そんな私でも知っている伊能忠敬さん。伊能忠敬といえば地図、ですよね!それは皆知っているとしても、びっくりしたのが地図を作ろうと始動したのが、なんと50歳を過ぎてからということ。現代ならまだまだ現役、働き盛りと言っても過言ではない歳だと思いますが、江戸時代では人生50年と言ってもいい時代にチャレンジ開始って伊能さん、パワフルすぎます…。
しかも、それまで測量を生業としていたわけでもなかったとか。51歳からの初めての挑戦にびっくりさせられました。子供の時から抱いていた天文学への憧れを現実にしようと行動を起こし、測量して地球の緯度を正確に求めることで地球の大きさを知ろうとしたことが、現世の我々の常識となり、今もそれが語り継がれていることが、まさに偉業だなと改めて思いました。
知識欲旺盛であれば、これまでに自分が歩んできた道も、年齢も関係なく、どんな夢も現実となりえると、伊能さんの偉業が気づかせてくれました。私も、日々チャレンジを続けていきたいなと、今まで以上に前向きな気持ちになりました。今年も、牛歩でも、一歩一歩前進していきたいと思いました!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/09/b-351/
YouTube
https://youtu.be/8vWKdhQDm3I?si=sh8tFR6Ct9VsJ7kV
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
今回の放送では、お馴染みの緒方英樹さんに「【土木偉人シリーズ】非凡なる凡人・伊能忠敬の大いなるチャレンジ」をテーマに、お話を伺いました。伊能忠敬といえば日本初の日本地図をつくった人!地図をつくるのにチャレンジしたのは51歳のとき。人生50年といわれた時代かつ喘息もちの身体で18年間で約4千万歩を歩いたとは!!今回もおもしろいお話が聞けました。
2024年12月25日(水)放送
ゲスト:古屋樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
厚生労働省の資料によれば、令和3年3月卒業者の就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が38.4%(前年度と比較して1.4ポイント上昇)、新規大学卒就職者が34.9%(同2.6ポイント上昇)もあるのだそうです。3人に1人以上の割合で離職しているというのは、採用する側もされる側もお互い不幸なことではないでしょうか。そこから転職したとして、転職先では長く働き続けられるのでしょうか?理想の会社が見つかるまで転職を続けるのでしょうか?
会社を辞めるのには人それぞれの理由があるにせよ、「思っていたのと違う」、つまりミスマッチの割合がほとんどではないかと推察します。それをなくすための方法の一つに、インターンシップがあります。古屋さんが所属するキャリア・ナビゲーション株式会社では、学生のうちから企業を選ぶために、どのように情報収集をすればいいのかのアドバイスや、人生相談にも乗ったりしているそうです。世の中には大小さまざまな企業がありますが、有名な大企業だけでなく、中小企業も含めてたくさんの選択肢があるということを学生の皆さんに知ってほしいし、企業の側でももっと学生のためになる情報を出していかなければならないのだと思います。
さらに言えば、中学生や高校生の皆さんにも職業についてもっと知る機会があってほしいと思います。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2024/12/26/b-348/
YouTube
https://youtu.be/yrOcz1AJ26Y?si=4hZJ0qqgBCoTaTQB
2025年1月1日(水)放送
ゲスト:田中一博さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
あけましておめでとうございます。ドボラジは正月も休みなしで通常放送です。今年もよろしくお願いします。
さて、24年働いた新聞社を退職して建設ICTの世界に入ったレアな存在の田中さん。従来型の施工と最新のICT施工の違いをわかりやすく解説してくださいました。
番組本編も面白かったのですが、収録が終わってからの雑談で見せてもらった映像が秀逸ですごかったんです。「チルトローテータ」をご存じでしょうか?油圧ショベルの先端のバケットが45度チルト・360度回転するものです。この自由な動きによって、油圧ショベル本体は固定したままでまるで人間の手のような作業が可能になります。これは施工の効率化に革命的な影響をもたらすことでしょう。ネット検索で、その特徴的な動きをぜひご覧いただきたいです。
ゲスト:田中一博さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
今回の放送では、日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所の田中一博さんに「建設ICT入門」をテーマに、お話を伺いました。新聞記者から建設ICTの世界に!建設ICTは、これまで熟練した職人しかできなかった勘と気合いの土木施工を最新の技術を活用して楽しく仕事ができる環境に変えることができる!!遠隔施工や自動施工にて家からテレワークで施工したり、夜間も海外の昼の国が施工を引き継ぐような未来をお待ちしています!
<
岩城 一郎郎編集委員長のもと、企画編集された最後の企画名は編集方針の一丁目一番地「土木と人」。一見、当たり前のようだけど、語られることが少なかった大切なこと。「外から見た土木」「地域と土木」など、いかにこの二年間、激変する社会の中で、土木学会誌を楽しく、前向きに、よいものをつくる、という気概を持って取り組まれてきたのか、が端々から感じられる、素晴らしい特集でした。
岩城先生の2年間の総括記事