ゲスト:岡村成樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井のぶ
今回の放送では、日本道路交通情報センターの岡村成樹さんに「道路の”今”をあなたに(前編)」をテーマに、お話を伺いました。道路交通情報の提供の裏側には多くの人の努力と工夫があることを知ることができましたね!情報収集の仕組みや放送の現場での工夫、そして「歩くカーナビ」と言えるほどの知識量に驚かされました!普段何気なく聞いている交通情報は、こうした職員の皆さんの尽力によって支えられているのですね!!
2025年8月13日(水)放送 
ゲスト:榎戸慶一さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
「KK線」は「東京高速道路」という自動車専用道路です。首都高速道路とつながっていましたが、首都高速道路の新たな都心環状ルートとなる新京橋連結路(地下)の整備により、通過交通が当該連結路に転換し、自動車専用の道路としての役割が大きく低下することから、自動車専用道路としては2025年4月5日に廃止され、歩行者中心の公共的空間「Tokyo Sky Corridor」として再生・活用することとなりました。東京都都市整備局の資料に詳しい説明がありますのでご覧ください。ごく簡単にKK線の位置を説明すると、いわゆる「銀座」の地域の北(京橋と銀座の境)、西(コリドー通り沿い)、南(京橋と銀座の境)をコの字に取り囲んでいます。車に乗らない方にとっては、むしろ道路の下にある建築物のほうが馴染みかもしれません。
4月18~19日には、市民が参加できるイベント「Roof Park Fes & Walk」が開催され、多くの方がKK線を歩いて楽しみました。いつもは現場を大事にする私も参加予約をしていたのですが、家庭ののっぴきならない事情で参加できなくなってしまいました(涙)。つぎにKK線を歩けるのは完成後でしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/08/14/b-389/
YouTube
https://youtu.be/y9SM2yWkKDQ?si=zy5ZREfVi-XJLDzp 
2025年8月6日(水)放送 
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI 
案内役:赤井かおり
第323回の放送で「長州ファイブ」についてお話を伺ったところですが、今回もまたロンドンへ渡った若者たちのお話です。
 外国との交流を閉ざしていたこの時代、海外に渡るためには密航しかないなか、薩摩藩でも隠密に出国しようという若者たちが…。見つかれば処刑されることが分かっていながら、藩の将来を考えロンドンへ渡るという青年たちですが、決して皆が皆前向きではなかったとか。
 しかしながら、薩摩藩には外国の技術を学び持ち帰らなければ強くて豊かな国を実現できないという焦りもあったのでしょう。誰かが出向き、誰かがやらねばという強い気持ちが見え隠れします。
 さらにロンドンでは、歴史を動かす、運命的な出会いがありました。薩摩スチューデントがロンドンへ渡らなければ、この出来事がなければ日本は違う歴史のもとにあったかもしれません。それは誰との出会いだったのか!ぜひぜひ、聴いていただければと思います!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/08/07/b-388/
YouTube
https://youtu.be/muivkZTd76k?si=NWT8oC-U9QHbeTry
2025年7月18日(金)に開催した全国土木弁論大会2025「有馬優杯」の競弁の様子をアーカイブ公開します。
土木弁論で腕を競う弁士たちの勇姿を、是非ご観覧ください。
また、演題をクリックすると発表原稿を見ることができます。
No 演題(原稿)・発表動画 弁士氏名
No.1
奨励賞
松永 昭吾No.2
奨励賞
稲田 怜子
No.3
奨励賞
Singh Prashant
No.4
優秀賞
塚田 滉大
No.5
最優秀賞
オーディエンス賞
岩橋 公男
No.7
奨励賞
平野 貴大
新着・お知らせ分類: 全国土木弁論大会
ゲスト:榎戸慶一さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
今回の放送では、東京都の榎戸慶一さんに「KK線の再生とは」をテーマに、お話を伺いました。東京高速道路(KK線)は、戦後、日本が経済成⾧を遂げていくためには道路網の整備が不可欠であると考えた財界人23 名が発起人となり、銀座の復興と自動車交通量の緩和を目的に、昭和26年に会社を設立し、建設した自動車専用の道路です。KK線の歴史から再生への取り組みまで、まちづくりの奥深さを感じることができました!東京の新たな価値や魅力を創出するための公共空間の可能性が伝わってきましたね!
2025年8月5日(火)に「夏休み!ドボジョと橋をみてみよう♪ in いばらき 2025」が開催されました。
本イベントは、リコチャレ(理工チャレンジ)の一環として実施され、次代を担う女性の科学技術人材を育成するために職場体験・オープンキャンパス・女性先輩社員との交流などを提供する取り組みです。
開催にあたっては、石岡市・茨城県土木部・(一社)土木技術者女性の会・(一社)茨城県建設業協会「建女ひばり会」が共催し、国土交通省常陸河川国道事務所が協力しました。
土木広報センターにてイベントの様子を取材させていただきましたので、ご報告いたします。
イベントは、3部の構成で行われました。
1時間目:「橋の講習会」
ペーパークラフトを使ったり、クイズ大会を通して橋のひみつについて学びました。橋のペーパークラフトでは、普段見えない部分や隠れている部分まで見ることができるとともに、複雑な構造やそれぞれの部材の名称について学ぶことができました。
その後、2時間目の橋の点検で使用する「点検対象橋梁の概要・簡易橋梁点検チェックシート」について学んだり、3時間目で見学する「上曽トンネル整備事業」について学びました。
2時間目:「橋の点検チャレンジ」
1時間目で使い方を学んだ「点検対象橋梁の概要・簡易橋梁点検チェックシート」を持って、現在も使われている橋梁の点検に行きました。点検は、グループ毎に分かれてコンクリートのひび割れや、欄干の曲がり、排水などの項目を確認しました。とても暑い中でしたが、みんな真剣なまなざしで取り組んでいました。
3時間目:「上曽トンネル見学会」
上曽トンネルは、茨城県石岡市と桜川市を結ぶ道路整備事業の一部で、全長3,538mになります。
開通すれば県内最長のトンネルとなり、供用開始予定は、令和7年9月27日(土)になります。
トンネルの中に入ると外の暑さとは打って変わって、ひんやりとした空気に包まれ涼むことができました。
参加者は「風車付き反射板」や「非常看板」といった道路設備や舗装などに実際に触ることができ、興味津々の様子でした。
さらに、トンネル内での測量を実施しました。他にもトンネル換気のためのジェットファン体験があり、参加者全員で「3・2・1」とカウントダウンを行い、スイッチが入ると強風が吹き抜け、大きな歓声が上がりました。
「夏休み!ドボジョと橋をみてみよう♪inいばらき2025」 ■開催日 :2025年8月5日(火) ■開催時間:13:30~16:30 ■開催場所:点検した橋:石岡市道「小屋側道橋」 現場見学:上曽トンネル見学会 ■参加費 :無料
新着・お知らせイベント情報・報告
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
今回の放送では、お馴染みの緒方英樹さんに「【土木偉人シリーズ】幕末、密航者たちの決意 ~薩摩スチューデント~」をテーマに、お話を伺いました。長州ファイブが留学を果たした2年後に薩摩藩から「薩摩藩遣英使節団」の使節団4人と青少年15人、計19名がイギリスへ密航しました。学生として現地で学んだ15名は「薩摩藩第一次英国留学生」または「薩摩スチューデント」とも呼ばれています!命を懸けて密航し、異国の地で学び、日本の未来を切り拓いた若者たちの姿は、今の私たちにも大きな勇気と希望を与えてくれます!歴史の裏にある人間ドラマがとても感動的でした!今回もおもしろいお話が聞けました。
