論説委員 手塚 広明 前田建設工業株式会社 執行役員 経営革新本部 副本部長(事業革新担当)
現在、多くの企業でDXを試みているが、成功した事例はまだ少ない。それは「デジタル」ばかりに注目して、「プロセス」変革ができないからといわれている。インフラにおいて、DXを実現して、抜本的な生産性向上および新たな価値を創造することが求められている。そのためのインフラプロセス変革について考察する。 (2020年6月版) 第157回論説・オピニオン(2) 建設業においてインフラのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためには
論説委員 淺見 郁樹 東日本旅客鉄道株式会社 常務執行役員
鉄道駅の乗車人員は、交通手段選択の要因を無視できないものの、移動しようとする人がどれほどあるかという地域の活性を示す指標の一つと考えることができる。 本稿では、JR東日本が公表している各駅の1日当り乗車人員の変化から見えるものについて考える。 (2020年6月版) 第157回論説・オピニオン(1) JR東日本の鉄道駅乗車人員から考える
論説委員 戸塚 奈津子 アジア開発銀行
開発途上国の水資源、治水案件に携わる土木技術者が、コロナウイルス感染拡大下の外出禁止生活で災害、海外業務の観点から感じたことをまとめた。 (2020年5月版) 第156回論説・オピニオン コロナウイルス感染拡大下での雑感
論説委員 中村 哲己 株式会社建設技術研究所
地震発生時のリスク管理や危機管理の要諦は、「備え」である。建設コンサルタントの「備え」には、社員の安全確保と同時に、社会的使命である災害支援対応のための社内体制や社員対策、さらに防災の専門家としての地域への貢献が重要であることについて論じる。 (2020年4月版) 第155回論説・オピニオン(2) 地震発生時における建設コンサルタントのリスク管理と危機管理
論説委員 前川 宏一 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院・学府
情報技術の高度化で設計業務などの効率化が進む一方で、遊び心に基づく様々な訓練の量が不足している。あえて不便さを情報技術の中に意識的に仕込むこと、さらに人間の能力を超えた機械学習に思考錯誤を代行させて、総合的に情報技術を使う技量を向上させることも可能ではないか。 (2020年4月版) 第155回論説・オピニオン(1) 情報化時代の道場と稽古を考える
最近のコメント