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論説委員 堀田 昌英 東京大学
土木構造物の設計は,工学的創造に加えて,設計者の価値観や倫理観,そして社会の価値規範を反映する行為であり,それ自体が公共技術倫理の発現とも言える.土木技術者は仕様の決定や設計を通して「社会的意思決定」の実務を社会から負託されていると改めて認識すべきである. (2025年8月版) 第219回論説・オピニオン(2) 設計と技術倫理
論説委員会委員長 藤原 章正 広島大学
(2025年8月版) 第219回論説・オピニオン(1) 地域主導のレジリエンス社会の構築へ
論説委員 大藪 千穂 岐阜大学
建設業における女性就業者比率や管理職比率が少ないのは、日本全体の縮図でもある。これを変えていくのに重要なのがトップの意識改革である。トップが変わると現場の価値観も変わる。その意味では建設業界の伸びしろは、まだまだ大きい。 (2025年7月版) 第218回論説・オピニオン(2) トップの意識が変われば現場が変わる
依頼論説 (国研)土木研究所 藤田光一
河川・水の学びが初等中等教育の本流を構成しうることを体系的に提示する著作「河川・水の学び ~生きる力をのばす教育」は、インフラの重要性を直接的に訴えるのとは違った意味で、インフラを自分事と捉え、しかもそのことを深く継続的に考える自発意志を醸成する高いポテンシャルを持つ。 (2025年7月版) 第218回論説・オピニオン(1) 河川・水の学びはインフラの自分事化への自然な呼び水になる
論説委員 高橋 秀 日本工営ビジネスパートナーズ(株)
USAIDの解体が決定し、世界の貧困対策に深刻な影響が出ることが懸念されている。日本の土木技術は開発途上国のインフラ整備を通じて貧困対策に重要な役割を果たしてきたが、その持続的な貢献には次世代を担う土木技術者の育成が不可欠である。これにより、未来の国際協力の基盤が強化されることが期待できる。 (2025年6月版) 第217回論説・オピニオン(2) USAIDの解体 貧困問題と次世代を担う土木技術者の育成の重要性
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