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土木学会は、「インフラ健康診断書2024」を公開しました

投稿者:土木学会事務局 投稿日時:金, 2024-06-14 11:00

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土木学会では、広く国民の皆様にインフラの現状を理解して頂き、インフラの維持管理・更新の重要性や課題などを認識して頂くことを目的として、インフラの健康状態や維持管理体制などの評価を第三者機関として行い、公表する取り組みを2016年よりはじめております。

今回は、インフラ健康診断2020からの4年ぶりの全部門の改定となります。

インフラ健康診断2020の中には含まれていない電力部門のほか、農業農村工学会にもご参加頂き、農業水利施設(土地改良施設)の健康診断結果をインフラ健康診断2024には含めております。

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土木学会は、「2022インフラ健康診断書(試行版)電力部門」を公表いたしました。

投稿者:土木学会事務局 投稿日時:水, 2022-08-03 16:30

 土木学会では、2014年12月から、米国土木学会や英国土木学会と同様、日本のインフラの状態を評価し、公表してきました。2020年6月には、道路、鉄道、港湾、河川、水道、下水道の各分野のインフラ計6部門について、最新のデータに基づき評価した健康状態と健康状態を改善するための処方箋を取り纏めて一冊のインフラ健康診断書として公表しました。また2021年には、インフラ健康診断英語版を公開するとともに、全国市町村道路橋梁の損傷度の違いを可視化して公表しました。

 この度、新たに電力部門の検討を行い、「2022インフラ健康診断書(試行版)電力部門」を公表いたします。今回の健康診断書の特徴は以下の通りです。

(1)前記の6部門に続き、新たに、発電用ダム本体を対象に電力部門の評価を行い、それらが健全な状態に維持管理されていることを公表

(2)経年劣化や老朽化への対応、また大規模地震や気象災害の激甚化に備え、現在の健全な状態を保つために、点検や評価、あるいは補修が将来にわたり継続的に行える予算と体制を確保していくことの重要性を指摘

※「2022インフラ健康診断書(試行版)電力部門」はこちらからダウンロードいただけます。

※これまで公表してきました各インフラ部門の健康診断書(試行版含む)等はこちらをご覧ください。

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農業農村工学会は「社会インフラ健康診断書」(試行) 農業水利施設部門を公表いたしました。

投稿者:土木学会事務局 投稿日時:火, 2022-08-02 16:10

「社会インフラ健康診断書」(試行) 農業水利施設部門 (2020年8月版)(外部サイトに移動します)

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「道路橋の健康状態に関する市町村別評価」を公表いたしました。

投稿者:土木学会事務局 投稿日時:火, 2021-10-05 16:00

市区町村の橋梁損傷度とそれから見える道路橋の健康状態(外部サイトに移動します)。

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土木学会は、「インフラ健康診断英語版」を公表いたしました。

投稿者:土木学会事務局 投稿日時:金, 2021-09-10 09:56

 土木学会は、「インフラ健康診断英語版(PDF)」を公表いたしました。この英語版は2部で構成されており、前半は「2020インフラ健康診断書」を英訳したものです。後半は、インフラ健康診断で取り上げている各部門(道路・鉄道・港湾・河川・上下水道)で行われている点検や診断の概要、あるいは各部門における最新のメンテナンス技術などを紹介しております。

 ここよりダウンロードできます。

 海外の方に対し、我が国のインフラの現況や維持管理技術を紹介する際などにご活用下さい。英語ページでも公開しており、今後、土木学会の国際発信の一部として積極的に活用する予定です。

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【アーカイブ公開】

投稿者:事務局管理者 投稿日時:火, 2020-12-01 10:12

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 土木学会は、「2020インフラ健康診断書」を公表いたしました。インフラ健康診断書2020表紙

 土木学会では、2014 年12 月から、米国土木学会や英国土木学会と同様、土木学会が日本のインフラの状態を評価し、これまでに、道路、河川、港湾、下水道、水道の各部門の「インフラ健康診断書(試行版)」を順次公表してきました。

    この度、公表する「2020インフラ健康診断書」の特徴は以下の通りです。

    (1)これまで公表してきました各インフラ部門について最新のデータに基づき評価した結果を取り纏めて一冊の「インフラ健康診断書」として編纂しました。

    (2)2019年度会長特別委員会で検討しました鉄道部門の健康診断結果も上記「2020インフラ健康診断書」に加えました。

    (3)各インフラの健康状態に加えて、健康状態を改善するための処方箋も提示しました。

    (4)試行版の表現を削除しました。

※「2020インフラ健康診断書」はこちらからダウンロードいただけます。

※これまで公表してきました各インフラ部門の健康診断書(試行版)はこちらをご覧ください。

 

■関連行事のご案内

 

インフラの健康状態と処方箋に関する講習会

2020年6月16日に開催した「インフラの健康状態と処方箋に関する講習会」の動画をアーカイブ公開いたしました。(2020/11/9)

※一部音声に聞きづらい部分がありますがご了承ください。

※本動画の視聴は土木学会CPDにおいては「自己学習」として扱われます。
 詳細はCPDガイドブックをご確認ください。 https://committees.jsce.or.jp/opcet/01_guidebook

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【アーカイブ公開】インフラの健康状態と処方箋に関する講習会

投稿者:中島 敬介 投稿日時:月, 2020-11-09 14:22
 
 

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2020年6月16日に開催した「インフラの健康状態と処方箋に関する講習会」の動画をアーカイブ公開いたしました。(2020/11/9)

土木学会は、第三者機関として日本のインフラの健全状況の評価を行うこととし、2016年に橋梁・トンネル・路面(舗装)の道路部門の「インフラ健康診断書」を公表し、その後、河川部門、下水道部門、港湾部門、水道部門のインフラ健康診断書を順に公表してきました。  2020年度は、今まで公表してきた道路・河川・下水道・港湾・水道の全ての部門と、会長特別委員会で検討した鉄道部門の健康診断結果を新たに加えた健康診断書を公表しました。また、インフラの健康状態だけではなく、健康状態を改善するための処方箋も示しております。

2020年6月16日に開催した本講習会のうち、各部門の健康診断結果と処方箋の内容およびパネルディスカッションについて公開をいたします。 
健康診断結果を踏まえて、多くの方にインフラ維持管理のあり方を考えていただく機会となればと思っています。

※一部音声に聞きづらい部分がありますがご了承ください。

※本動画の視聴は土木学会CPDにおいては「自己学習」として扱われます。
 詳細はCPDガイドブックをご確認ください。 https://committees.jsce.or.jp/opcet/01_guidebook

■コンテンツ

司 会:秋山充良(早稲田大学)

開会挨拶           橋本鋼太郎((株)NIPPO)

2020インフラ健康診断書の概要  中村光(名古屋大学)

各部門の健康診断書
  道路部門(橋梁)  中村光(名古屋大学)
  道路部門(トンネル)野村貢((株)建設技術研究所)
  道路部門(舗装)  井原務((株)NIPPO)
  河川部門      戸田祐嗣(名古屋大学)
  港湾部門      岩波光保(東京工業大学)
  上水・下水道    酒井宏治(東京都立大学)
  鉄道        野澤伸一郎(JR東日本)

パネルディスカッション  -健康診断結果から考えるインフラ維持管理のあり方-
 コーディネータ   中村光(名古屋大学)
 パネリスト     家田仁(政策研究大学院大学)
           小澤一雅(東京大学)
           三木千壽(東京都市大学)
           森戸義貴(国土交通省)
           山田正(中央大学)
閉会挨拶        家田仁(政策研究大学院大学)
※所属は講習会開催日時点

■JSCEインフラメンテナンスポータルサイト(インフラメンテナンス総合委員会) https://inframaintenance.jsce.or.jp/

■インフラ健康診断書2020 https://committees.jsce.or.jp/reportcard/reportcard2020

■本講習会で得られた学び・気づき  カード表示 / 一覧表示

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(6/16開催)インフラの健康状態と処方箋に関する講習会

投稿者:中島 敬介 投稿日時:月, 2020-06-15 08:31

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インフラ健康診断書

インフラの健康状態と処方箋に関する講習会

土木学会認定CPDプログラム:JSCE20-0251(3.5単位)

主催:社会インフラ健康診断特別委員会
(インフラメンテナンス総合委員会 健康診断小委員会)

※アンケートで寄せられた学び・気づき・意見へのリンクを掲載いたしました。(6/24更新)

※よくあるお問い合わせ(5/29追記,6/15更新)

 土木学会は、第三者機関として日本のインフラの健全状況の評価を行うこととし、2016年に橋梁・トンネル・路面(舗装)の道路部門の「インフラ健康診断書」を公表し、その後、河川部門、下水道部門、港湾部門、水道部門のインフラ健康診断書を順に公表してきました。
 2020年度は、今まで公表してきた道路・河川・下水道・港湾・水道の全ての部門と、会長特別委員会で検討した鉄道部門の健康診断結果を新たに加えた健康診断書を公表します。また、インフラの健康状態だけではなく、健康状態を改善するための処方箋も示すこととしております。
 本講習会では、各部門の健康診断結果と処方箋の内容を紹介するとともに、特別講演とパネルディスカッションを企画しました。健康診断結果を踏まえて、インフラ維持管理のあり方を考えていただく企画になればと思っています。奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

 

1.期 日:2020年6月16日(火) 13:00-17:00
(参加申込み期限:6月15日(月)15:00 ※期限を過ぎての申込は受付できません。)

2.場 所:YOUTUBEライブによるオンライン開催(限定配信)

3.定 員:1000名

4.参加費:無料

5.CPD:土木学会認定CPDプログラム:JSCE20-0251(3.5単位)

6.プログラム(予定:出演者は変更となる場合があります)

     司 会:秋山充良(早稲田大学)
     13:00 - 13:05 開会挨拶                      橋本鋼太郎((株)NIPPO)
     13:05 - 13:25 2020インフラ健康診断書の概要  中村光(名古屋大学)
     13:25 - 15:00 各部門の健康診断書
              道路部門(橋梁)          中村光(名古屋大学)
              道路部門(トンネル)        野村貢((株)建設技術研究所)
              道路部門(舗装)          井原務((株)NIPPO)
              河川部門              戸田祐嗣(名古屋大学)
              港湾部門              岩波光保(東京工業大学)
              上水・下水道            酒井宏治(東京都立大学)
              鉄道                野澤伸一郎(JR東日本)
    15:00 - 15:30 特別講演「インフラ老朽化の現状と今後の取組に向けて」
               森戸義貴 様 国土交通省総合政策局 公共事業企画調整課長
    15:30 - 15:45 休憩
    15:45 - 16:50 パネルディスカッション -健康診断結果から考えるインフラ維持管理のあり方-
                  コーディネータ       中村光(名古屋大学)
                  パネリスト         家田仁(政策研究大学院大学)
                                小澤一雅(東京大学)
                                三木千壽(東京都市大学)
                                森戸義貴(国土交通省)
                                山田正(中央大学)
    16:50 - 17:00 閉会挨拶                家田仁(政策研究大学院大学)

受講者から事後アンケートで寄せられた、本講習会で得られた学び・気づき・意見は、以下のURLからご覧頂けます。

 カード表示 / 一覧表示

よくあるお問い合わせ(5/29掲載、6/15更新)

  • 土木学会の会員ではありませんが、聴講可能でしょうか
    → 会員でなくとも、申込・聴講可能です。インフラの維持管理にご関心のある多くの方にご参加いただきたく存じます。
  • CPDのための受講証明書は発行されますか(6/2更新)
  • → 講習会後のアンケートに実名でご回答いただいた方に、PDF形式での受講証明書をメールでお送りいたします。聴講申込されていない方へは受講証明書の発行はできません。
  • ファックスや電話での申込は可能ですか
    → 大変申し訳ございませんが、申込フォーム以外での受付は行っておりません
  • 手違いで二度申し込んでしまいましたが、登録を削除する必要はありますか [6/8追記]
    → そのままで結構です
  • 申込にあたって、イベントレジストへの登録は必須ですか
    → 申込フォームの利用は、イベントレジストへの会員登録が必要です。
  • イベントレジストの登録方法、操作方法が判りません
    → イベントレジストの機能や会員登録に関するお問い合わせは、イベントレジストの「よくあるご質問」をご覧いただき、イベントレジスト社にお尋ねください。土木学会ではご回答できかねます。
  • PDFチケットが送られてきたのですが
    → イベントレジストのシステム上の仕様です。視聴には特段不要ですが、終了後のアンケートではチケットに記載されている6桁の数字(申し込み番号)の入力が必須となります。 [6/8追記]
      PDFチケットは、イベントレジストのHPから再確認可能です。
  • 本講習会の動画は、後日公開されますか [6/5追記]
    → 記録として保存した動画について、今後のアーカイブの利用方法は検討中です。できる限りこの機会でご視聴ください。
  • 本講習会の資料は公開されますか[6/15追記]
    → 本講習会の資料は、「2020インフラ健康診断書」です。冊子版をPDFで公開しておりますので、そちらをご参照ください。なおそれぞれの講演者が用いたスライドの公開・配布の予定はありません。

 

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「2019インフラ健康診断書(試行版)」公表のご案内

投稿者:菅原 健介 投稿日時:月, 2019-06-03 10:00

 土木学会は、2016~2018年度に引き続き、「2019インフラ健康診断書(試行版」を公表いたします。

 本書は、土木学会が、第三者機関として社会インフラの健康診断を行い、その結果を公表し解説することにより、社会インフラの現状を広く国民に理解してもらい、社会インフラの維持管理・更新の重要性や課題を認識してもらうことを目的としています。  2016年度に「道路部門」、2017年度には、「道路部門」、「河川部門」、「下水道部門」、2018年度は「道路部門」、「港湾部門」を公表いたしました。

 今年度は、2016年~2018年度に引き続き「道路部門」と新たな部門の「水道部門」を公表いたします。

各部門の健康診断結果概要
 健康診断は、施設の点検結果や維持管理体制の情報を公表データや調査により収集し、土木学会独自に指標化することで、施設の健康度や維持管理体制に対して行っています。各部門の具体的な健康診断結果は、部門別の健康診断書でご覧ください。なお、各部門や各部門内の施設に求められる機能や評価項目・基準などが異なりますので、総合的な健康状態を直接比較できないことにご注意下さい。また、インフラは災害への対処とともに、日々の生活や経済活動を支えています。健康で豊かな生活や経済発展を進めるためには、量や質のさらなる充実が求められますが、本健康診断書では、整備水準は対象とせず、機能を発揮できるための健康状況のみを対象としています。

 

 水道部門(管路)
 わが国の水道管路は全国的に布設から年数が経過し、特に大規模事業体では法定耐用年数(40 年)を超過した管路の割合が増加している一方で、管路からの漏水等によって無効となる水量の割合は小規模事業体の方が大きく、総じて管 路の健康状態が懸念される状況です。この状況に対してさまざまな対策が取られていますが、配水管路延長当たりの技術職員数(委託等含む)は全国的に減少傾向にあり、漏水修繕率も中小規模都市を中心に憂慮すべき状況にあります。

 詳細は、http://committees.jsce.or.jp/reportcard/node/19

 

 

 

 道路部門(橋梁、トンネル​)
 全国の橋梁の健康状態は、少なくない数の橋梁で劣化が進行し、早めの補修が必要な状況です。全国のトンネルの健康状態は、多くのトンネルで劣化が顕在化し、補修・補強などが必要な状況となっています。また、走行上の安全性に関する路面(舗装)は、良好な路面もありますが、損傷した舗装の適切な措置が行われていない状況も見られます。橋梁・トンネルは、今後も経年劣化による老朽化が進行することが予想されます。2017 年3 月までの定期点検で早期に措置を講ずべきと判断された施設のうち、都道府県・政令市・市区町村管理の施設(橋梁は全体の90%、トンネルは全体の70% を占める)では、修繕に着手された橋梁やトンネルは10 〜20%程度でした。適切に修繕を行い、施設を健康に保ち安全に長く使用できるようにする必要があります。

 詳細は、http://committees.jsce.or.jp/reportcard/node/18

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「2018インフラ健康診断書(試行版)」公表のご案内

投稿者:菅原 健介 投稿日時:金, 2018-06-01 11:59

 土木学会は、2016年度、2017年度に引き続き、「2018インフラ健康診断書(試行版」を公表いたします。

 本書は、土木学会が、第三者機関として社会インフラの健康診断を行い、その結果を公表し解説することにより、社会インフラの現状を広く国民に理解してもらい、社会インフラの維持管理・更新の重要性や課題を認識してもらうことを目的としています。2016年度に「道路部門」、2017年度には、「道路部門」に加え、新たに「河川部門」、「下水道部門」を公表いたしました。

 今年度は、2016年度、2017年度に引き続き「道路部門」と新たな部門の「港湾部門」を公表いたします。

各部門の健康診断結果概要
 健康診断は、施設の点検結果や維持管理体制の情報を公表データや調査により収集し、土木学会独自に指標化することで、施設の健康度や維持管理体制に対して行っています。各部門の具体的な健康診断結果は、部門別の健康診断書でご覧ください。なお、各部門や各部門内の施設に求められる機能や評価項目・基準などが異なりますので、総合的な健康状態を直接比較できないことにご注意下さい。また、インフラは災害への対処とともに、日々の生活や経済活動を支えています。豊かな生活や経済発展を進めるためには、量や質のさらなる充実が求められますが、本健康診断書では、整備水準は対象とせず、機能を発揮できるための健康状況のみを対象としています。

 

 港湾部門(係留施設)(橋梁、トンネル​)
 港湾の基幹的役割を果たす係留施設の健康状態は、少なくない数の施設で劣化が進行し、早めの補修が必要な状況です。建設後50年以上の係留施設の割合が、2014 年3 月の約10%から、2034 年3 月には約60%に急増する見込みです。このような施設の老朽化に対応するため、2013 年度に公布された改正港湾法では、特定の港湾施設に対して、定期的な点検診断が義務づけられました。現在、施設ごとの維持管理計画に基づいて定期的な点検診断が行われており、劣化や損傷が大きく進行する前に計画的に補修を行う予防保全型の維持管理が進められています。一方で、予算や人員等の制約から、十分な維持管理が実施できていない施設もあることから、点検診断の効率化を図っていく必要があります。

  詳細は、http://committees.jsce.or.jp/reportcard/node/15

 

 

 道路部門(橋梁、トンネル​)
 全国の橋梁の健康状態は、少なくない数の橋梁で劣化が進行し、早めの補修が必要な状況です。ただし、市区町村管理の橋梁では多くの施 設で劣化が顕在化している状況となっています。全国のトンネルの健康状態は、多くのトンネルで劣化が顕在化し、補修・ 補強などが必要な状況となっています。橋梁・トンネルとも、今後も経年劣化による老朽化が進行することが予想されます。2014年度と2015 年度の定期点検で早期に措置を講ずべきと判断された施設のうち、都道府県・政令市・市区町村管理の施設(橋梁は全体の90%、トンネルは全体の70% を占める)では、修繕に着手された橋梁やトンネルは10%程度でした。適切に修繕を行い、施設 を健康に保ち安全に長く使用できるようにする必要があります。

  詳細は、http://committees.jsce.or.jp/reportcard/node/16

 

 

 

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