建設マネジメント委員会(委員長 木下誠也)では、我が国の建設事業に係る公共調達のあり方について様々な観点から研究活動を行っておりますが、2009年度より、この分野の各方面で行なわれている取り組みの情報共有を図り、PDCA活動を実践する場として「公共調達シンポジウム」を開催しています。
これは、建設事業を取り巻く環境、制度が大きく変化する中で、より効果的な公共調達の実現に向けて多様な取り組みが実施されるようになっている現状を踏まえ、それらの情報交換(事例発表等)を通じて、Good Practiceの共有、課題の把握や今後の取り組みのあり方の模索を行うなど、学会がマネジメントセンターとしての役割を果たし、改善運動の深化と拡大に寄与しようとするものです。
つきましては、2019年度の公共調達シンポジウムを下記のとおり開催することといたしますので、積極的な事例の発表・登録と多数の参加をお願いします。
なお、本シンポジウムは「土木学会認定CPDプログラム」の対象となっております。JSCE19-0603
行 事 名:2019年度 建設マネジメント委員会 公共調達シンポジウム
主 催:土木学会 建設マネジメント委員会
日 時:2019年6月18日(火)10:30~17:30
場 所:土木学会講堂 新宿区四谷1丁目(外濠公園内)TEL 03-3355-3559
参 加 費:会員;4,000円,非会員;6,000円,学生・招待者;無料【学生証または招待状を提示】(資料代込み)
定 員:120名(申込先着順)
〇シンポジウムの詳細は、こちら
〇事例登録様式は、こちら
〇プログラムは、こちら
〇参加申込は、こちら
〇基調講演/事例発表資料
【基調講演】
『熊本地震を振り返って』
国土交通省 大臣官房技術調査課 建設技術政策分析官 森田 康夫
【事例発表】『災害復旧・復興を支えるマネジメント』
(1)早期復旧に向けた二重峠トンネルにおけるECI方式の活用
国土交通省 九州地方整備局 熊本河川国道事務所 保全対策官 内田 均
(2)ECI方式を活用した二重峠トンネル工事(阿蘇工区)
安藤ハザマ・丸昭地域維持型建設共同企業体 二重峠トンネル(阿蘇工区)作業所 副所長 米田 新
(3)ECI方式を活用した二重峠トンネル工事(大津工区)
清水・福田・松下地域維持型建設共同企業体 二重峠トンネル(大津工区)作業所 所長 秋保 琢
(4)事業促進PPPを活用した復興道路事業
国土交通省 東北地方整備局 企画部 技術開発調整官 亀井 督悦
(5)事業促進PPPに参加して
鹿島建設㈱ 東北支店 技師長 赤川 正一
(6)事業促進PPPに参加して
大日本コンサルタント㈱ 東北支社 技術部 技術部長 小野 貴之
(7)復興CMの効果と課題等について
独立行政法人都市再生機構 技術・コスト管理部 建設マネジメント室 室長 武田 啓司
(8)石巻市復興整備事業におけるCM方式の活用
石巻市復興事業部集団移転推進課 技術主査 大澤 剛輔
(9)復興道路工事CM(宮城県都市計画道路)
㈱建設技術研究所 東北支社 都市室 次長 椎貝 達也
(10)平成30年7月西日本豪雨災害における緊急復旧事業
国土交通省 中国地方整備局 河川部 河川管理課 課長 今岡 俊和
(11)平成29年7月九州北部豪雨災害における被災自治体支援
一般社団法人九州地域づくり協会 専務理事 赤星 文生
(12)平成29年7月九州北部豪雨赤谷川流域災害における応急復旧工事
飛島建設㈱ 前赤谷川災害復旧作業所 現場代理人 髙木 友久