建設マネジメント委員会(委員長 堀田昌英)では、我が国の建設事業に係る公共調達のあり方について様々な観点から研究活動を行っておりますが、
2009年度より、この分野の各方面で行なわれている取り組みの情報共有を図り、PDCA活動を実践する場として「公共調達シンポジウム」を開催しています。
これは、建設事業を取り巻く環境、制度が大きく変化する中で、より効果的な公共調達の実現に向けて多様な取り組みが実施されるようになっている現状を踏まえ、
それらの情報交換(事例発表等)を通じて、Good Practiceの共有、課題の把握や今後の取り組みのあり方の模索を行うなど、学会がマネジメントセンターとしての役割を果たし、改善運動の深化と拡大に寄与しようとするものです。
つきましては、2021年度の公共調達シンポジウムを下記のとおり開催することといたしますので、積極的な事例の発表・登録と多数の参加をお願いします。
行 事 名:2021年度 建設マネジメント委員会 公共調達シンポジウム
主 催:土木学会 建設マネジメント委員会
日 時:2021年6月4日(金)10:30~17:00
場 所:オンライン
参 加 費:会員;4,000円,非会員;6,000円,学生・招待者;無料(資料代込み)
定 員:400名(申込先着順)
〇事例登録の詳細は、こちら
〇事例登録様式は、こちら
〇プログラムは、こちら
〇参加申込は、こちら 〆6/1(火)※締切日以降の受付はいたしません。
なお、本シンポジウムは「土木学会認定CPDプログラム」の対象となっております。(JSCE21-0523,4.9単位)
CPDの取得には事前申込かつ事後設問(アンケート)の回答が必須になります。
【各 CPD システム利⽤者への対応について】
◆土木学会 CPD システム利⽤者様:今回は参加者ご自身による CPD システムへの「自己登録」をお願い致します。
◆建設系 CPD 協議会加盟団体 CPD システム利⽤者様:各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。
土木学会 では他団体の運営する CPD 制度に関しては回答いたしかねます。
基調講演/事例発表資料
【基調講演】
技術力の向上と担い手確保に関する最近の取組
国土交通省 大臣官房 技術審議官 東川 直正
【事例発表】『地域インフラを支える体制確保に資する調達制度と取組』
(1)産官学連携による『臨床型』の橋梁維持管理技術者育成の取組
名古屋大学 橋梁長寿命化推進室 中村 光 教授
(2)関東地方整備局におけるフレームワークモデル工事の試行
国土交通省 関東地方整備局 企画部 技術調査課 後閑浩幸 課長
(3)中山間地域における包括的維持委託(共同受注の取組)
福島県 宮下土木事務所 伴野史典 所長
(4)栃木県における道路河川等維持管理業務の共同受注
栃木県建設業協会 印南洋之 専務理事
(5)沖縄県宮古土木事務所管内における包括維持管理業務とその効果
八千代エンジニヤリング 事業統括本部 国内事業部 インフラマネジメント部技術第二課 野田一弘 課長
(6)大阪サクヤヒメSDGs研究会働き方部会の取組
大林組 大阪本店 建築事業部 プロジェクト推進第三部 赤松真弥 部長
(7)ゼネコンにおけるダイバーシティ推進の取組
清水建設 人事部ダイバーシティ推進室 西岡真帆 室長