講演会 「津波研究に関連する最新の話題(その1)」
主催:原子力土木委員会 津波評価小委員会
○日時:2015年1月22日(木)13時~15時
○場所:弘済会館
○定員90名
○プログラム:(講演時間には質疑応答を含む)
13:00~13:05 あいさつ
津波評価小委員会委員長 高橋智幸(関西大学)
13:05~13:25 津波評価小委員会の活動について 講演資料
津波評価小委員会幹事長 松山昌史(電力中央研究所)
13:25~14:10 津波波力研究に関する最新動向と大規模試験による取り組み 講演資料
木原直人(電力中央研究所)
14:10~14:55 海底地すべりによる津波に関する確率論的評価手法 講演資料
鴫原良典(防衛大学校)
講演は終了しました。多くの方にご参加いただきありがとうございました。
参加希望の方は,下記のページから申し込んでください。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
問い合わせ先:土木学会 tel:03-3355-3559 田中宛
なお,本発表会は「土木学会認定CPDプログラム」の対象となっております.
◯講演概要
1)津波評価小委員会の活動について
現在,津波評価小委員会では「原子力発電所の津波評価技術」(2002)の改訂に取り組んでいる。本講演会では,その方向性や概要について紹介する。
2)津波波力研究に関する最新動向と大規模試験による取り組み
東日本大震災以降、津波による様々な影響評価に関する研究が、多数の研究機関 において加速されている。本講演会では、津波影響評価の1つであ る、構造物に 作用する津波の波力に関する研究の最新動向を紹介すると共に、電力中央研究所で取り組んでいる津波波力に関する大規模試験につい て紹介する。
3)海底地すべりに津波に関する確率論的評価手法
海底地すべりによって励起される津波は、発生条件等が不確実性の大きい現象であるため、定量的な評価には多くの課題が残されている。本講演会では、確率論的なアプローチから海底地すべり津波イベントを推定する手法を紹介し、さらに同手法をメキシコ湾に適用した事例から、海底地すべり津波ハザード評価の可能性について述べる。