初版公開:2019年7月12日
最終更新日:2024年8月29日
原子力土木委員会は、令和6年度土木学会全国大会(2024/9/2-6)において以下の研究討論会を開催いたします。
本討論会では、様々な分野の専門家の方にリスクコミュニケーションに関する話題を提供いただき、実態と課題について議論し、方向性を模索します。
原子力分野に限らず、多様な分野からのご参加をお待ちしております。
タイトル:不確実性の諸相とリスクコミュニケーション
日時:2024年9月2日(月)10:00~12:00
主題: 原子力土木委員会はリスクコミュニケーション小委員会を擁している。同小委員会では、土木工学/電力土木分野に加えて、理学/建築学/機械工学/社会学といった視点から、分野横断的にリスクとそのコミュニケーションの共考を行っている。リスクコミュニケーションとは、個人、機関、集団間での情報や意見のやりとりを通じて、リスク情報とその見方の共有を目指す活動のことである。原子力をめぐってはリスクコミュニケーションの必要性が認識されているが、この活動は決して易しいものではない。その難しさは、リスク問題が常に不確実性をはらんでいることに拠る。本討論会では、リスク問題において不確実性はどのように扱われ、リスクコミュニケーションはどのように行われているかについて、異なる分野(原子力発電,自然災害,食品安全,感染症対策など)の専門家から述べてもらうと共に、参加者と議論し、この問題の実態と課題を考える。
日時 | 場所 | 大会 | 研究討論会名 | 座長 | 趣旨説明・話題提供者 |
---|---|---|---|---|---|
2022年9月12日(月) 10:00~12:00 |
オンライン開催 | 令和4年度全国大会 | リスク情報を活用した原子力防災への取り組みに向けて | 高田 毅士 |
・蛯沢 勝三(電力中央研究所) |
2021年9月6日(月) 15:30~17:30 |
オンライン開催 | 令和3年度全国大会 | 原子力安全に係わる分野横断の壁の現状と打開の方向性 | 蛯沢 勝三 |
・小長井 一男(国際斜面災害研究機構) |
2019年9月3日(火) 12:40~14:40 |
香川大学 幸町南1号館 第21大講義室 | 令和元年度全国大会 | 地震・津波に対する重要インフラのリスク評価への高性能計算の活用 | 大鳥 靖樹 |
・堀 宗朗(海洋研究開発機構) |
2017年9月11日(月) |
九州大学伊都キャンパス西講義棟第3講義室 |
平成29年度全国大会 |
中村 晋 |
・中村 晋(日本大学) |
|
2016年9月7日(水) |
東北大学川内北キャンパスB棟B102教室 |
平成28年度全国大会 |
原子力関連施設と断層変位 |
小長井 一男 |
・丸山 久一 (原子力土木委員会委員長) |
2015年9月16日(水) |
岡山大学津島キャンパス工学部5号館第15講義室 |
平成27年度全国大会 |
丸山 久一 |
・高橋 智幸(関西大学:津波評価小委員会委員長) |
|
2014年9 月12 日(金) |
大阪大学豊中キャンパス全学教育推進機構C201 |
平成26年度全国大会 |
丸山 久一 |
・丸山 久一(長岡技術科学大学) |
|
2004年9月8日(水) 16:30~18:15 |
愛知工業大学10号館G2505 | 平成16年度全国大会 | 深部地層環境の把握に係る調査技術について | 大西 有三 | ・寺田 賢二(東京電力) ・その他3名程度 |
2003年9月24日(水) 16:30~18:15 |
徳島大学総科地区総科-1号館310 | 平成15年度全国大会 |
放射性廃棄物処分における工学技術の現状と信頼性工場に向けた課題(長期バリア性能を中心として) |
大西 有三 |
・川西 基(電力中央研究所) |
2002年9 月25 日(水) 16:30~18:30 |
北海道大学高等教育機能開発総合センターN2 | 平成14年度全国大会 | 放射性廃棄物処分事業の現状と今後の展開 | 大西 有三 |
・北山 一美(原子力発電環境整備機構) |
2001年10 月2 日(火) 16:20~18:20 |
熊本大学黒髪キャンパス工学部214 | 平成13年度全国大会 | 放射性廃棄物処分の現状と今後の展開 | 駒田 広也 | ・吉田 鎮男(東電設計) ・北山 一美(原子力発電環境整備機構) ・堀井 秀之(東京大学) ・油井 三和(JNC) |
2000年9 月23 日(土) 10:20~12:20 |
東北大学川内北キャンパスB棟B204 | 平成12年度全国大会 | 放射性廃棄物処分の事業化に向けた課題と土木技術が果たすべき役割 | 駒田 広也 |
・堀井 秀之(東京大学) |