土木学会原子力土木委員会(委員長: 丸山久一 長岡技術科学大学名誉教授)では,原子力発電所屋外重要土木構造物である鉄筋コンクリート製地中構造物の耐震性能照査手法を高度化するとともに体系化を図ることを目的として,地中構造物の耐震性能照査高度化小委員会(委員長: 前川宏一 東京大学教授)を設置し, 2015年度から活動を開始しました。本公開講演会は,鉄筋コンクリート構造物の耐震性能照査に関連する有益な情報を提供するとともに,会場の皆さんからもご意見を頂戴することを意図して企画されたものです。ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日 時:2016年7月27日(水) 10:00~15:40 会 場:土木学会講堂 主 催:土木学会 原子力土木委員会 地中構造物の耐震性能照査高度化小委員会 参加費:無料
○午前の部(進行:電中研 松村卓郎)
10:00-10:10(0:10) 開会挨拶(長岡技術科学大学 丸山久一)
10:10-10:40(0:30) 東日本大震災合同調査報告「原子力施設の被害とその影響」(電中研 大友敬三)
10:40-11:10(0:30) 地中構造物の耐震性能照査高度化小委員会の活動状況(電中研 松尾豊史)
11:10-11:20(0:10) 休憩
11:20-11:50(0:30) 屋外重要土木構造物の耐震性評価の概要(中部電力 和仁雅明)
11:50-12:20(0:30) 断層変位の土木構造物に対する影響評価~原子力学会における検討状況について~(北陸電力 中村孝之,日本原子力発電 神谷昌伸)
12:20-13:20(1:00) 昼食
○午後の部(進行:関西電力 審浩年)
13:20-13:50(0:30) 地中構造物の変形性能に着目した耐震評価(大林組 永井秀樹)
13:50-14:20(0:30) RC製地中構造物の三次元解析 (コムスエンジニアリング 福浦尚之)
14:20-14:30(0:10) 休憩
14:30-15:00(0:30) LNG地下タンクの耐震性能評価 (東京ガス 川村佳則)
13:50-14:20(0:30) 非線形有限要素解析によるRC構造物の損傷指標と損傷評価 (埼玉大学 牧剛史)
15:30-15:40(0:10) 閉会挨拶(東京大学 前川宏一)
公開講演会における質疑応答結果
参加申込:参加をご希望される方は,以下のサイトからお申込みをお願いいたします。なお,会員以外の方はFAXにてのお申込みとなります。 http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
お問合せ先: 土木学会事務局 研究事業課 小川祐司 Tel: 03-3355-3559,E-mail: ogawa@jsce.or.jp
講演者:
大町達夫先生(一般財団法人ダム技術センター 顧問)
講演題目:
「直下地震工学序説(第2話)」
講演要旨:
土木学会での直下地震工学の第2話です。第1話(2013年11月地震工学委員会 地震防災技術普及小委員会)では、飛び石や鐘楼の跳躍を含め、主に直下地震による強震動の特性や効果について入門者向けの平易な話題としました。今回は原子力土木の専門家向けに、震源断層による地盤変位に関連する話題として、地表地震断層や伏在断層のダムへの影響と対応、さらに近地津波に特に有効な新手法(いわゆる動的津波解析手法)などを予定しています。
日時:
2016年5月24日(火)13:30~15:00
会場:
土木学会講堂
参加費:無料
参加申込:参加をご希望される方は,以下のサイトからお申込みをお願いいたします。なお,会員以外の方はFAXにてのお申込みとなります。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
お問合せ先:
土木学会事務局 研究事業課 小川 祐司
原子力土木委員会・津波評価小委員会では,「原子力発電所の津波評価技術(2002)」以降の成果について「原子力発電所の津波評価技術」の2016年度版(以下,改訂版)としてまとめる予定です。改訂版の本編のドラフト版を公開し,意見公募を平成27年11月27日~平成27年12月25日の期間で実施しました(リンク)。7名の方から意見をいただきました。どうもありがとうございました。
原子力土木委員会・津波評価小委員会では,いただいた意見についてその内容と対応方針を検討し,その結果をここに公開します。
いただいたご意見に関する考え方は,改訂版の修正に反映されます。
原子力土木委員会 公開講演会
「歴史に学ぶ防災論 関東大震災は語る」 武村雅之 委員 (名古屋大学減災連携研究センター教授)
日時:5/19(火)14:00~15:30 場所:土木学会講堂