論説委員 日野伸一 九州大学
グローバル化・多極化の激動の時代を迎え、30年ぶりに大学入試制度が改革されようとしている。大学・高専における土木工学教育においても、主体的に課題解決に取り組み、コミュニケーション力を備えたグローバル化への対応能力をもつ人材育成のため、カリキュラムや教育組織の改編を含む自律的な教育改革が必要である。 (2015年9月版) 第100回論説(1) 大学入試制度の改革と土木工学教育について
論説委員 柿谷達雄 清水建設株式会社
社会資本整備が国を豊かにする好循環をもたらす分野であることと、インフラ整備を担う建設業の諸課題である、担い手確保、生産性向上、調達方式の課題、受発注者の関係性等について、建設界全体が活気に満ち、その結果、国が豊かになるための解決策を現場目線で模索したい。 (2015年9月版) 第100回論説(2) 国を豊かにするための社会資本整備について思うこと
論説委員長 山本卓朗 シビルNPO連携プラットフォーム
2014年6月に施行された“担い手3法”は建設産業の再生に大きな役割を果たすものであるが、難しい課題が山積しており、公共事業の受発注者の努力はもとより多くの国民の理解と支援が必要である。このための広報活動の強化を期待したい。 (2015年8月版) 第99回論説(1) “担い手3法”を理解して建設業の広報活動強化を
論説委員 村田和夫 株式会社建設技術研究所
公共事業の担い手確保に関する意識が高まっている。人口減少や高齢化など生産齢人口の減少が予想され、多様な産業間で貴重な人材の取り合いをしている。土木系卒業生の実態や最近の若者の意識を紹介し、公共事業の担い手確保と育成について考える。 (2015年8月版) 第99回論説(2)公共事業の担い手確保と育成について
論説委員 岡村美好 山梨大学
今年5月の土木学会理事会で「土木学会ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)行動宣言」が承認された。D&Iは女性活躍推進の延長ではない。IT技術をはじめとする科学技術の発展により急激な変容を遂げる世界において、持続可能な社会を築くための礎である。 (2015年7月版) 第98回論説(1) ダイバーシティ&インクルージョンは持続可能な社会の礎である
最近のコメント