論説委員が執筆する。
論説委員長 丹保憲仁
1972 年の国連のストックホルム人間環境会議以来、地球が閉じた系であり、果てしない人類の成長(増殖)は無い事を人びとは広く公に知り始めた。18 世紀始めから21世紀末にかけて人類は史上最大の、おそらくは人類史上ただ一度の、大増殖を近代文明上で描いている。様々な推計法によっても、閉じた系の人口変化を大略記述するロジステック曲線等で概括的に予想しても、地球の飽和人口は、100 億人前後と想定される。 (2007.6) 第1回論説(1) 目ははるか地平を、足はしっかりと大地を
最近のコメント