論説委員 米田雅子
現代日本の建物の多くは、フロー的な設計をストック的な技術で実現した疑似ストック建築である。ストックとしての建物をめざすならば、躯体の冗長性を包含した設計が重要になる。土木の世界でも、社会の変化に対応できる冗長性のあるストック設計の重要性が増している。初期コスト重視の世間の風潮のなかで、土木技術者はその意義を情報発信していくべきである。
(2008.9)
第16回論説(2) 冗長性のあるストック設計
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