インフラマネジメント技術の国内外への展開に向けた研究助成
★2019年度採択案件の成果報告会の動画を公開しました。
2019年度「インフラマネジメント技術国際展開研究助成」成果報告会 (土木学会tv)New!
これまでの採択案件(年度別)
2023年度採択
【インフラマネジメント技術国際展開研究助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 研究対象国 | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 水谷 大二郎 | 東北大学・助教 | 統計学と AI を融合した劣化予測手法と予測モデルの転用可能性評価 | ネパール,ラオス,(カンボジア,エチオピア) | 各国の道路舗装 | 4,000 | |
2 | 浅本 晋吾 | 埼玉大学大学院理工学研究科・准教授 | 日仏における DEF 発生要件の解明と DEF 膨張した構造物の数値解析による構造性能評価 | フランス | フランスにおけるDEF 膨張した構造物及び日本とフランスでの実験供試体 | 3,900 | |
3 | 橋本 国太郎 | 神戸大学大学院工学研究科・准教授 | 熱帯気候における鋼材およびFRP材料の防食性能評価とその仕様策定 | ミャンマー,マレーシア,ケニア | 鋼構造物(鋼橋や鋼製水門など),FRP材料 | 4,000 | |
4 | 岡崎慎一郎 | 香川大学創造工学部・准教授 | 国産のセンシング・AI技術の国際展開 | ベトナム,シンガポール,タイ,バングラデシュ | 主としてコンクリート橋梁(RC橋梁,PC橋梁) | 4,000 | |
5 | 渡邊 学歩 | 山口大学大学院・准教授 | 衛星デジタルデータを活用した橋梁デジタル・メンテナンスシステムの海外展開に関する実証研究 | 東チモール,タイ,インドネシア | 東チモール(コモロ橋) | 4,000 | |
6 | Michael Henry | 芝浦工業大学・准教授 | 道路橋の合理的な補修優先順位づけに向けた⽅法論的アプローチの評価と適⽤ | パキスタン、ブータン、フィリピン、ケニア、エチオピア | 道路橋の管理システム(BMSなど) | 4,000 |
【新技術の地域実装に向けた研究活動助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 対象地域(県) | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 江本 久雄 | 鳥取大学 准教授 | 走行映像および加速度による路面性状評価システムの山陰両県への展開 | 鳥取県,島根県 | 道路舗装 | 3,000 |
2022年度採択
【インフラマネジメント技術国際展開研究助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 研究対象国 | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 小澤 満津雄 | 群馬大学・教授 | 簡易型リング高速加熱試験を用いた建設材料の爆裂評価と火害後の耐久性評価手法の海外展開 | オーストラリア | 材料評価技術,建設材料の耐火性,爆裂評価技術,火害後の耐久性評価 | 4,000 | |
2 | 川崎 昭如 | 東京大学・教授 | 貧困を削減する治水対策の立案支援とアジアモンスーン地域での展開 | タイ,フィリピン,ミャンマー等 | 洪水常襲地域,治水政策,防災投資,サステイナビリティ | 4,000 | |
3 | 川邊 大剛 | 京都大学・研究員 | 気候の違いが日本発常時洗堀モニタリングにもたらす影響検討と社会実装への取り組み | オーストラリア | 乾季雨季を有する地域および豪雨災害を有した地域の道路橋または鉄道橋 | 3,900 | |
4 | 藤生 慎 | 金沢大学・准教授 | 東ティモール民主共和国の「子どもから大人」までのすべての人を幸せにする「水の支援」を通じた自律的インフラメンテナンス人材の育成と実践~リモートインスペクションシステムを用いた沿革人材育成を目指して~ | 東ティモール | 水の給水施設,郊外部の村(水道供給システムが整備されていない場所),メンテナンス人材育成(水道,インフラ点検),安全な水供給,水教育 | 4,000 | |
5 | Michael Henry | 芝浦工業大学・准教授 | ブータン王国における社会的インパクトを考慮した持続可能な道路ネットワーク管理計画の多次元的研究 | ブータン | 国道の道路ネットワーク | 4,000 | |
6 | 木下 幸治 | 岐阜大学・准教授 | ザンビア国を対象としたインフラスマート点検・診断・補修技術の実装 | 中央アフリカ,ザンビアと隣接国 | ザンビア国の道路舗装,空港舗装,橋梁構造物などのインフラ構造物(予定) | 4,000 | |
7 | 西川 貴文 | 長崎大学・准教授 | モジュラー型仮設橋の耐荷特性と崩壊形態にもとづく長期供用のための維持管理手法の検討 | モザンビーク,ラオス | モザンビーク国・道路公社ほか管理橋梁ラオス国・公共事業運輸省,ビエンチャン県,サバナケット県管理橋梁 | 4,000 | |
8 | 長井 宏平 | 東京大学生産技術研究所・准教授 | タブレット端末等による道路橋梁点検システムのデータ形式標準化に関する研究 | 国内およびタブレット端末等による点検を実施中の国(カンボジア等) | 途上国道路橋梁、国内小規模橋梁、道路橋梁点検タブレット端末 | 4,000 |
【新技術の地域実装に向けた研究活動助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 対象地域(県) | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 井上 和真 | 群馬工業高等専門学校 環境都市工学科 准教授 | 自然エネルギー発電により稼働するIoT センサとCIM を連携した橋梁の 残存性能評価手法の開発 |
下仁田町役場(群馬県甘楽郡下仁田町) | 河川橋梁を対象 | 3,000 | |
2 | 楠葉 貞治 | 東北大学大学院工学研究科インフラ・マネジメント研究センター・ 特任教授 | 3D モデルを用いた橋梁点検の効率化技術の地域実装 | 山形県南陽市 | 橋梁(山形県南陽市の管理橋梁から選定) | 2,900 | |
3 | 富山 潤 | 琉球大学(工学部工学科社会基盤デザインコース)・教授 | ASR 劣化したコンクリート構造物の状態把握を目的としたX 線回折法に基づく鉄筋応力測定の実用化に向けた検討 | 沖縄県全域 | ASR 劣化したコンクリート構造物,特に橋梁下部工を対象 | 3,000 |
2021年度採択
【インフラマネジメント技術国際展開研究助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 研究対象国 | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 橋本 勝文 | 北海道大学・准教授 | エレクトレットMEMSによる鋼材腐食環境モニタリングセンサの実装 | タイ | DOH(Department of Highways)とDRR(Department of Rural Roadsが管理する道路ネットワークを構成する橋梁群および環境 | 4,000 | |
2 | 三浦 泰人 | 名古屋大学大学院工学研究科・准教授 | フランスにおける内部膨張劣化が生じた実構造物へのレーザー応用診断技術の適用性の検証と海外展開 | フランス | ASR/DEF が生じた実構造物 | 3,900 | |
3 | 髙橋 駿⼈ | 東京理科⼤学・助教 | フィリピンのコンクリート道路橋を対象とした構造物劣化リスクマップの作成 | フィリピン | コンクリート道路橋 | 4,000 | |
4 | 橋本 国太郎 | 神戸大学・准教授 | 極端気象環境に適した鋼橋の防食仕様の策定 | ミャンマーおよび類似の気象条件を有する周辺国 | 鋼橋および他の鋼製社会基盤施設 | 4,000 | |
5 | 古川全太郎 | 九州大学・助教 | 乾燥地での炭素固定と自然的環境回復機能を融合した持続可能なグリーンインフラ技術の構築 | モンゴル国 | Bogd 村半乾燥地 劣化地盤 | 4,000 |
【インフラマネジメント技術国際展開に向けた国内研究活動助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 研究対象国 | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 角野 拓真 | 阿南工業高等専門学校創造技術科建設コース・講師 | 機械学習を援用した橋脚周りの 局所洗掘による被災発生予測と構造物への影響度評価に関する研究 | ・タイ ・インドネシア |
日本と同様に豪雨災害が頻発 するタイ王国やインドネシア共和国内の橋梁への適用を想定 | 1,000 | |
2 | 阪野裕樹 | 岐阜大学工学部社会基盤工学科 特任助教 | 橋梁用ショットピーニング(SP-B)による既設鋼橋溶接継手部の疲労に対する予防保全の高度化とその国際展開の検討 | アジア・アフリカ地域,ならびに現在展開を検討している米国などを想定. | 高齢化した鋼構造物が対象.例えば,JICA のODA で循環式ブラスト工法が実施されたカンボジアのチョルイ・チョンバー橋のような今後のODA で施工される塗装塗替えなどのブラスト工法などを対象としたい. | 1,000 |
【新技術の地域実装に向けた研究活動助成】
整理番号 | 代表者(申請者) | 所属機関・職名 | 研究課題名 | 対象地域(県) | 研究対象構造物等 | 助成額(千円) | |
1 | 一宮 一夫 | 大分工業高等専門学校 都市・環境工学科 教授 | トンネル覆工コンクリートの背面空洞とひび割れ,浮きの検出技術をもちいた健全度判定の効率化,高精度化に関する研究 | 大分県 | 道路トンネル | 3,000 | |
2 |
石井 抱 |
広島大学先進理工系科学研究科・教授 | 全視野振動見える化カメラを用いた中小橋梁モニタリング実装試験 | 広島県・東広島市 |
広島県が管理する、2022年度に補修予定の中小スパン橋梁が対象 |
3,000 | |
3 | 河村圭 | 山口大学大学院・教授 | 地域トンネルマネジメントのためのDX 実現に関する研究 | 山口県 | 山口県管理トンネル(トンネル総数:約130 本,実証試験現場の候補:美祢トンネル(延長:1265m,建設年:1984 年),秋吉トンネル(延長:230m,建設年:1994年)) | 3,000 | |
4 | 山口 浩平 | 長崎大学・准教授 | 離島および密集市街地の小規模橋梁のコスト縮減に資するメンテナンス手法の開発および国内外への地域実装 | 長崎市 佐世保市 新上五島町 |
社会インフラ全般, 特に生活道路に架かる小規模橋梁(人道橋を含む) | 3,000 | |
5 | 五井 良直 | 京都大学大学院工学研究科・助教 | 道路照明灯をはじめとする柱状構造物の簡易的な損傷検知手法の実証検討 | 兵庫県 京都府 京都市 |
道路照明灯 道路標識柱 道路信号柱 |
3,000 |
2020年度採択
【インフラマネジメント技術国際展開研究助成】
【新技術の地域実装に向けた研究活動助成】
整理番号 |
成果報告 |
研究課題名 | 対象技術 | 支援地域大学 | 対象地域(県) | 研究開発チーム | 助成額(千円) |
1 | トンネル覆工コンクリートの背面空洞とひび割れ,浮きの検出技術をもちいた健全度判定の効率化,高精度化に関する研究 | 道路トンネル | 大分工業高等専門学校 | 大分県 | ・株式会社テクノコンサルタント ・東急建設株式会社 |
3,000 | |
2 | 全視野振動見える化カメラを用いた中小橋梁モニタリング実装試験 | 材料開発 | 広島大学 | 広島県・東広島市 | ・長崎大学 ・愛媛大学 ・計測リサーチコンサルタント |
3,000 | |
3 | トンネル覆工コンクリートのひび割れ,浮きの自動検出技術をもちいた点検の効率化,高精度化に関する研究 | トンネル点検技術 | 長崎大学・大分高専 | 大分県 | 東急建設 | 2,997 |
2019年度採択
【インフラマネジメント技術国際展開研究助成】
最終成果報告は、「2019年度「インフラマネジメント技術国際展開研究助成」成果報告会 (土木学会tv)」をご覧ください。