土木学会土木技術映像委員会は、令和7年1月15日(水)、土木学会本部講堂にて本年初めての第120回イブニングシアターを開催し、特集『震災特集~復旧の記録~』として、「「東日本大震災」の初動対応~東北地方整備局の3日間~」「JR六甲道駅復旧工事の記録」「阪神・淡路大震災による道路の被災と復旧」の3作品上映しました。
会場は、ほぼ満席となりました。
上映前には、金沢工業大学工学部教授 田中泰司様から「令和6年能登半島地震および奥能登豪雨による道路被害と復旧の現状」と題した講演をいただき、復旧・復興そして「伝承」という視点から、今なお復旧作業が続いている能登半島の道路に関するお話を伺うことが出来ました。
講演で田中先生が触れられた「伝承」。記憶の風化を防ぎ後生に伝えていくことにより、防災と減災の向上に繋げていく媒体として、記録映像の収集・管理・活用は大きな役割を担うと改めて認識しました。
今回も多くの皆様に来場いただき、ありがとうございました。アンケートへのご協力もお願いいたします。
次回イブニングシアターは5月に開催予定です。詳細は決まり次第ご案内いたします。