日本における建設分野にITSが導入され、2015年でちょうど20年目を迎えました。土木建設分野での最初の取り組みは、「土木セミナー‘97」ですが、社会資本が抱える課題とITSのシステムとサービス、さらには推進方策について、幅広い、熱心なディスカッションが行われました。この議論を受け、土木学会において研究活動、委員会活動が開始しました。 ITSは導入当初、新たな産業創出も期待される“夢のある道路・交通事業”として大きな期待がかけられました。20周年を迎えたいま、ETC2.0など技術の進化とともに、首都圏三環状道路整備など道路交通事業の周辺環境も大きなターニングポイントの時を迎えています。 土木学会では、高齢化社会への対応など社会問題解決に向けたITSの利活用や夢ある未来の国土形成のあるべき姿について、引き続き研究に取り組んでいます。 |
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現在の研究テーマ:H28~H30 「地域づくりに資するITS等の活用に関する研究」
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