近年、木材による軟弱地盤対策や液状化対策が採用されるケースが増え始めています。また、このような対策方法は、国土交通省での表彰や「ものづくり大賞」を受賞するなど、社会的評価も得られるようになってきました。
一方、木材を土木で利用していくために必要な国内の森林資源は、マテリアル利用だけではなくエネルギー利用の機運も急激に高まってきています。そのため、今後予想されるこれらの増加に伴い、森林資源の奪い合いや過伐採などが発生し、木材の安定供給や価格面に対する不安、あるいは、木材利用に対する誤解が再燃する可能性があるのも事実です。
このような背景を踏まえ、土木分野における木材利用に関する動向を把握するとともに、これからの地盤改良事業と日本の森林資源の関係を模索する試みとして「地盤改良に日本の森林資源を活かす」と題するシンポジウムを企画しました。
・主催:土木における木材の利用拡大に関する横断的研究会(日本森林学会、日本木材学会、土木学会)
(事務局:公益社団法人 土木学会 木材工学委員会)
・日時:2016年3月8日(火)13:30~17:30
・会場:土木会館 2F 講堂 (東京都新宿区外濠公園内)
・参加費:
事前申込:会員・共催団体¥2,000-、一般¥3,000-、学生:¥1,000-
当日申込:会員・共催団体¥3,000-、一般¥4,000-、学生:¥2,000-
(当日申込の参加費は事前申込の金額に¥1,000-を追加した金額)
<事前申込について>
シンポジウムの事前申込締め切りは2月29日(月)です。事前申込は、土木学会のホームページまたは事前申込の連絡先にご連絡下さい。また、当日申込の参加費は事前申込より千円高くなっておりますので、参加される方は出来るだけ事前申込をお願いします。なお、事前申込締め切り前であっても、定員に達した時点で受付を終了させて頂きます。
事前申込はこちらから(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)
プログラム(今後の一部変更する可能性があります)
13:30~13:40 開会挨拶 土木における木材の利用拡大に関する横断的研究会 委員長
13:40~14:00 活動報告 土木学会 木材工学委員会
14:00~17:20 パネルディスカッション
<話題提供者>
・地盤改良事業における取り組み(仮題) 三八地域県民局三八地方漁港漁場整備事務所 建設課長 松橋利明 氏
・木材加工分野における現状と課題(仮題) 兼松日産農林株式会社 ジオテック事業部 水谷羊介 氏
・行政機関における取り組み(仮題) 林野庁木材産業課 課長 小島孝文 氏
・素材生産における取り組み(仮題) 東信木材センター協同組合連合会 代表理事専務 小相沢徳一 氏
(休憩)
・総合討論
17:20~17:30 閉会挨拶 土木学会 木材工学委員会 委員長
※シンポジウム終了後は、同会場にて懇親会を予定しています。(懇親会の受付は当日会場で直接お願いします)
【ポスター展示について】
今回のシンポジウムでは、会場にポスター展示を実施致します。
ポスター展示を希望される方は、ポスター展示請求書に必要事項を入力の上、
3月4日(金)までに、問い合わせ・申込先にご提出下さい。
<ポスター展示に関する問い合わせ・申込先>
土木学会 木材工学委員会(担当:加藤英雄)
e-mail: hikato@ffpri.affrc.go.jp
(事前申込の連絡先)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
公益社団法人 土木学会 研究事業課(担当:林 淳二)
TEL:03-3355-3559 / FAX:03-5379-0125370-3503
(本企画に関する問い合わせ先)
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
(研)森林総合研究所 材料接合研究室 (担当:加藤英雄)
電話:029-829-8308/FAX:029-874-3720(代表)