国際センター通信は、土木学会の国際活動・技術交流を中心に情報を集め、月1 回国内外に発信しています。 国際センターや海外支部(英国、韓国、台湾、トルコ他、全9 分会)の活動や行事、ACECC(アジア土木学協会連合協議会) の動き、調査研究委員会(31 分野)の国際活動、国内外で活躍する技術者・研究者、最新技術やユニークなプロジェクト等、 当会を通して今の土木界の側面を楽しく面白くお伝えしています。皆さまの御希望やご要望をお待ちしています。
今月号は、歴史と土木そして道路改修プロジェクトの2 記事をお届けまします。 1)土木史委員会の活動紹介- シンポジウム「“近世オランダ治水史”に見る土木工学と歴史学の接点について」:土木史委員会による近世オランダ治水史にフォーカスして歴史の視点から見た土木を議論したシンポジウムを紹介します。。 2)海外プロジェクト紹介-「途上国での計253km のODA 道路改修工事」(その1):ODA による道路改修プロジェクトを紹介します。改修工事の対象となった道路は、メコン川に沿って走るプノンペンとコンポンチャムを結ぶ国道です。この道路は、メコン川の氾濫により幾度となく洪水に見舞われ、そして長年にわたる過積載車両による損傷が顕著になっていました。この改修工事により道路交通が改善されるばかりでなく、周辺地域の環境や経済活動にも好影響をもたらしています。その様子を2 回にわたりご紹介します。
1) ~土木史委員会の活動紹介~ 教育・研究推進小委員会によるシンポジウム 「『近世オランダ治水史』にみる土木工学と歴史学の接点」について 2) ~海外プロジェクト紹介~ 「途上国での計253km のODA 道路改修工事」(その1)
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今月号も3 つユニークな内容の記事をお届けします。まず初めに大学国際コース紹介シリーズ記事です。今回は、東北大学土木系専攻にて行われている国際教育のご紹介です。東北大学は、世界トップレベルの研究水準を目指して国が新たに支援を行う「国際卓越大学」として、初の認定候補でしたが、文科省は本年6 月に「認定の水準を満たした」と発表し、10 月以降に正式に認定される予定です。今後、世界のリーダーとなる人材の持続的輩出が期待されています。今回は、その一端をご紹介いたします。次に、JICA がネパールで実施している交通マネジメントプロジェクトをご紹介します。ネパールと聞いてすぐに思い起こすのは、ヒマラヤ山脈の麓に位置したインドと中国に挟まれた細長い国で、長い歴史と文化があることです。一方で、人口増加や自動車交通等の依存などにより、交通渋滞と交通事故の課題を抱えています。これら課題の解決に向けたJICA の取組をご紹介します。最後に、国際センター外国人技術者グループが6 月に、留学生や海外出身土木技術者を招き行った「かるた大会」の模様をお伝えします。日本の伝統的なカードゲーム「かるた」は頭と体を使うゲームで、楽しみながら、日本語、日本の文化、土木技術を学ぶにはうってつけのゲームです。参加したくなりますよ。 今回も楽しく読んでいただけると思います。ぜひ感想やコメント、読みたいトピックなどお知らせください。
1) ~大学国際コース紹介~ 東北大学土木系専攻の国際教育について 2) カトマンズ盆地における都市交通マネジメントプロジェクト 3) Let's Play かるた
◆令和6 年度 土木学会 会⻑室: https://www.jsce.or.jp/president/2024/index.html ◆海外インフラプロジェクトアーカイブス︓http://www.jsce.or.jp/e/archive/ ◆国際センターだより: http://committees.jsce.or.jp/kokusai/iac_dayori_2024 ◆海外事業への若⼿世代の意欲向上策検討のための2つのアンケート実施中
・ビジネスマン対象︓「海外事業への若⼿世代の意欲向上策検討のための海外事業ご経験者へのアンケート」 (〆切︓2024 年11 月30 日) https://forms.office.com/r/61gQMmahAT ・学⽣対象︓「学⽣の皆様への海外事業に係るアンケート」(〆切︓2024 年11 月30 日) https://forms.office.com/r/ZVM5EJkYEg ◆第206 回論説(2024 年7 月版) オピニオン (1) サーキュラーエコノミーへの道 〜最終処分場の必要性〜 https://note.com/jsce/n/nd18f03c5754a (1) 建設DX のけん引役となる若⼿技術者の育成について https://note.com/jsce/n/n80a17709ebe8 ◆The English Summary Edition of JSCE Standard Specifications for Concrete Structures https://www.jsce.or.jp/committee/concrete/e/web/pdf/Summary_edition_2024... ◆「インフラ健康診断書2024」公開 https://committees.jsce.or.jp/reportcard/node/28 ◆Concrete Committee Newsletter No. 71 (May 2024) https://www.jsce.or.jp/committee/concrete/e/newsletter/newsletter71/inde... ◆土木学会誌2024 年8 月号 ※JSCE ウェブサイト (英語版) http://www.jsce-int.org/pub/magazine ◆【Abstract 投稿募集中(8月20 日(火)まで)】第10 回アジア土木技術国際会議(10th CECAR) https://committees.jsce.or.jp/acecc/cecar ◆Safe and Healthy Work in the Digital Age 2023-2025 Campaign https://healthy-workplaces.osha.europa.eu/en/media-centre/events/launch-... campaign-safe-and-healthy-work-digital-age-2023-2025 ◆ACECC Future Leaders Website https://aceccfutureleaders.org/ ◆IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内 https://committees.jsce.or.jp/kokusai/events2024 ◆ECCE Manifesto for Action for the EU term 2024-2029 http://www.ecceengineers.eu/news/2024/ecce_manifesto_2024.php?id=41
今月号は、まず2024年土木学会会長 佐々木葉会長からいただいた初メッセージです。会長としてのビジョンと抱負を語っておられます。今後の活動が楽しみです。 2番目の記事は、国際センター・プロジェクトGr.のセミナーシリーズ 「第7回 技術基準の国際化セミナー」です。JICAの技術プログラム「道路橋梁アセットマネジメント」のモザンビークの事例をご紹介いたします。 3番目の記事は、名古屋大学 井料准教授が、東海国立大学機構として、名古屋大学と岐阜大学が法人統合され、両大学共同実施している国際教育プログラム(グローバルとローカルの視野から社会基盤の課題に取り組む)と名古屋大学の新たな国際戦略に基づくプログラムが紹介されています。 4番目の記事は、2023年度土木学会賞 国際貢献賞(6名)と国際活動奨励賞授賞者(18名)をご紹介します。授賞者の方々に、大きな拍手を! そして最後、5番目の記事は、香港工程師学会(The Hong Kong Institution of Engineers: HKIE)の久しぶりの来会を要素をお伝えします。HKIEの友との再会を喜ぶとともに、技術者として意見交換を行う有意義な機会でした。
今回も楽しく読んでいただけると思います。ぜひ感想やコメント、読みたいトピックなどお知らせください。
1) 土木学会の新しい風景をともに描こう!~会長就任挨拶~ 2) 第7回 技術基準の国際化セミナー アフリカ地域における道路橋梁アセットマネジメントの海外展開について~モザンビークの事例~ 3) ~大学国際コース紹介~ 組織間の連携を活かした名古屋大学の国際教育 4) 2023年度土木学会国際関係賞 5) 香港工程師学会(HKIE)構造部門が土木学会を訪問
今月号は、会長特別調査団報告から国際会議までと幅広い、以下の4つの話題です。
1) 令和6 年能登半島地震 土木学会会長を団長とする会長特別調査団による報告 2) 英国分会 津村氏からの寄稿 エミッション削減の取り組み ~英国と日本の違い~ 3) ケニアの橋梁維持管理能力強化プロジェクト -日本の技術協力の先導- 4) アジア土木学協会連合協議会(ACECC) 第46 回理事会(フィリピン・マニラ)参加報告
今月号は、3 月に木村国際センター長のメッセージに続き、七條国際センター長代行のメッセージからスタートします。コロナ禍を経た今、国際センター役割について期待が述べられています。そして、第23 回世界で活躍する日本の土木術者シリーズシンポジウムを紹介いたします。今回はJICA がアフリカで展開するインフラプロジェクトの事業効果を議論しました。次に、11 月18 日「土木の日」を祝う毎年恒例の「土木コレクション」を紹介します。今回もまた東京都建設局との共催で「東京 橋と土木展」を同時開催し、大勢の方々が立ち寄りました。最後に、これまた毎年の行事であります留学生向け企業説明会の様子をお伝えします。毎年参加くださる企業に加えて新たに参加する企業も徐々に増え、並行してオンライン開催により東京以外のエリアの留学生の参加が増えていることから、日本企業と留学生の情報交換の機会として定着しつつあること伺えます。
ぜひ感想やコメント、読みたいトピックなどお知らせください。
1) 今後の国際活動の拡充への期待 ~国際センター長代行 あいさつ~ 2) 世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ第23 回シンポジウム「アフリカのインフラプロジェクトとその事業効果」 3) 2023(令和5)年度 土木の日およびくらしと土木の週間 4) 第11 回 留学生向け企業説明会(オンライン)
今月のトップバッターは、国際センター教育グループのメイン活動の一つである出前講座です。2019年北海道大学から始まり、京都大学、芝浦工業大学、今年から九州大学が加わりました。海外でのプロジェクトやコンサルタントの業務まで経験豊かメンバーが講師を務めています。 2022年度会長特別プロジェクト「土木グローバル化総合委員会」は2023年6月から国際センターが所管し、2年目の活動を実施しています。今回、「土木技術者の国際化実践小委員会」が2023年度の活動を振り返りながら2024年度への展開と期待を語ります。そして、JICAから活動の紹介です。 2021年に発表した「JICAグローバル・アジェンダ」(開発途上国の課題に取り組む 20の事業戦略)の一つ「運輸交通」における「道路交通安全クラスター」は海外における道路インフラ整備や交通安全への意識と認識の向上に向けた取り組みを広げています。今回は、2023年APRSO(アジア太平洋道路交通安全フォーラム)の総会の様子を報告いただきます。
1) 九州大学 出前講座 2)「土木技術者の国際化実践小委員会」の活動は続く 3) APRSO2023年次総会への参加
今月は盛りだくさんです。まずは木村国際センター長からのメッセージです。 今の土木学会を凝視し国際センターで取り組むべきことを明快に語ります。 技術やプロジェクト関連では、2022年度土木学会インフラメンテナンス賞を受賞した2件:JICAのコンゴ国のマタディ橋の維持管理と慢性的な渋滞が発生していた東名高速道路大和トンネル拡幅事業、 そして待望のコンクリート標準示方書の改定版と英訳版、JICAのラオス国で開催した第2回ラオスジョイントセミナーアセットマネジメントと 今年もユニークな作品が多く審査委員会を悩ました2023土木学会デザイン賞をご紹介します。一気に読んでいただけることと思います。 ぜひ感想やコメント、読みたいトピックなどお知らせください。
1)海外工事での土木学会の役割 ~ 国際センター長あいさつ ~ 2)土木学会デザイン賞2023 3)コンクリート標準示方書の改訂概要と英訳について 4) 橋守(はしもり)によって守られる日本とコンゴ民の架け橋「マタディ橋」 5) 東名高速道路 大和トンネル拡幅事業 ~全国渋滞ワースト1の解消に向けて~ 6) 第2回日ラオスジョイントセミナー 「道路アセットマネジメント」
今月は、国際センター・外国人技術者Gr.の企画2 つ、学生小委員会の活動、2022 年土木学会インフラメンテナンス プロジェクト賞を受賞した国交省北海道開発局の稚内港北防波堤ドーム予防保全事業、公益信託学術交流基金 助成を 得て開催した国際地域開発センター主催「ローカルSDGs 国際シンポジウム」、コンクリート委員会主催インドネシア 土木構造工学会等とのジョイントセミナーをご紹介します。技術的な記事から技術者のネットワーキングの記事まで いろいろ詰まった今月号です。楽しんでいただければうれしいです。
1)ホスト先輩プログラムキックオフミーティング報告 2)土木学会 学生小委員会 海外×土木WG 3)稚内港北防波堤ドーム予防保全事業 ~歴史文化を未来へつなぐ維持管理~ 4) 留学生が国交省を訪問 ~国交省ランチタイムセッション参加報告~ 5) ローカルSDGs 国際シンポジウム ~モニタリングと行動の加速化~ 6) Joint Seminar on Fly Ash and Blast Furnace Slag Blended Cement Concrete - Research, Specifications and Applications in Thailand, Indonesia and Japan -
R6. 1月1日16時頃に発生した石川県能登半島地方を震源とする地震により、石川県を中心に甚大な被害が発生しています。 被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。土木学会では、救援や復興支援を目的に情報収集を行い当会のHPにて提供しております。
1)会長新年挨拶 2)NEXCO東日本 高速道路リニューアルプロジェクト 3)第27回世界道路会議チェコプラハ大会への出展 4) 第5回CICHE-JSCEジョイントワークショップ参加報告 5) アジア土木学協会連合協議会(ACECC)第45回理事会(台湾・台北)及び中国土木水利工程学会50周年記念式典参加報告
◆土木グローバル化総合委員会 座談会(1月26日開催) https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/364 ◆世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ 第23回シンポジウム「アフリカのインフラプロジェクトとその事業効果」(2月13日開催) https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/365