国際センター通信は、土木学会の国際活動・技術交流を中心に情報を集め、月1 回国内外に発信しています。
国際センターや海外支部(英国、韓国、台湾、トルコ他、全9 分会)の活動や行事、ACECC(アジア土木学協会連合協議会)
の動き、調査研究委員会(31 分野)の国際活動、国内外で活躍する技術者・研究者、最新技術やユニークなプロジェクト等、
当会を通して今の土木界の側面を楽しく面白くお伝えしています。皆さまの御希望やご要望をお待ちしています。
本号では、次の興味深い5記事をお届けいたします。1) 木村国際センター長(京都大学名誉教授)の巻頭言では、先生の海外プロジェクトの豊富な御指導経験もとづき、より良い海外展開に係る重要な御提起をいただいております。「設計業務と施工監理業務の関係に関する事柄」、「現地施工段階での懸念を前広に解決するための技術アドバイスを産官学の海外経験豊富な技術者・研究者を有する土木学会が受託する構想」についてです。特に後者は、土木学会国際センターの役割にも関係する御提起ですので皆様の今後の御議論等のきっかけになればと思います。2)小泉国際センター次長のメッセージです。海外プロジェクトの経験から培った海外を見る眼と姿勢をお分かりいただけると思います。そして、この冒頭2編のメッセージから、国際センターの活動の方向性と目標、可能性を理解いただけることでしょう。次に、3) JICAのODAによる道路補修工事の続き、最後のプロジェクトであるカンボジア国道の補修工事をご紹介します。4) 国際センター通信 No.134(2023年12月)でご紹介した北海道大学新渡戸カレッジの進化をお伝えします。学部と大学院のカリキュラムが一つのプログラムに変わり、グローバルな人材育成を強化しています。最後に、5)地盤工学委員会をご紹介します。地盤工学が関連する分野は広く、その技術や知識は土木の基礎でもあります。今回はその一端を知ることができます。
1)~巻頭言~土木学会国際センターの一つの役割
2) ~国際センター次長挨拶~国際協力と技術士倫理
3)~海外プロジェクト紹介~「途上国での計253kmのODA道路改修工事」(その2)
4)~大学国際コース紹介~北海道大学 新渡戸カレッジの新展開
5)~委員会紹介~地盤工学委員会
①お知らせ
【今後の予定】
◆海外事業への若手世代の意欲向上策検討のための2つのアンケート実施中
・ビジネスマン対象:「海外事業への若手世代の意欲向上策検討のための海外事業ご経験者へのアンケート」
(〆切:2024年12月31日)
https://forms.office.com/r/61gQMmahAT
・学生対象:「学生の皆様への海外事業に係るアンケート」(〆切:2024年12月31日)
https://forms.office.com/r/ZVM5EJkYEg
◆第209回論説(2024年10月版) オピニオン
(1) 国際港湾協会の創立者 松本学の気概に学ぶ
https://note.com/jsce/n/n77878bcfa990
(2) 学生と土木遺産を訪ねる
https://note.com/jsce/n/n55ccae091340
◆土木学会誌2024年10月号、11月号 ※JSCEウェブサイト (英語版)
http://www.jsce-int.org/pub/magazine
◆【Abstract投稿募集中(12月20日(火)まで延長)】第10回アジア土木技術国際会議(10th CECAR)
https://committees.jsce.or.jp/acecc/cecar
◆ECCE: Construction 2050 Alliance
Construction 2050 Alliance sends letter to President von der Leyen ahead of Commissioner-designates hearings – Construction 2050 Alliance
◆IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内
https://committees.jsce.or.jp/kokusai/events2024
◆16th International Workshop on Micropiles
https://www.ismicropiles.org/workshops.asp
②配信申し込み
③英語版Facebook