論説委員長 磯部 雅彦 東京大学
三陸沖や南海トラフで発生する可能性のある最大クラスの津波は極めて高く、海岸保全施設を越流することになる。しかし、最高波高の津波が到達する前の比較的低い部分を防ぐようにすることは可能である。それによって避難時間を稼ぎ、人命を守るようにすることが、ソフトとハードを含めた総合的対策に組み入れられるべきである。 (2012年1月版) 第68回論説(2) 津波避難に貢献する海岸保全施設の整備
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