ACECC TC21国内支援委員会は、令和3年度土木学会全国大会において、オンラインによる研究討論会「災害レジリエンスの構築に向けた分野・部門間協働や意思決定に対し、COVID-19はどのような影響を与えたか?」を開催します。
6か国からパネリストを迎え、各国のコロナの状況、そしてコロナ禍における土木・防災分野の取り組みを紹介いただく貴重な機会となっておりますので、多くの方にご聴講いただけますと幸いです。
なお、本セッションは英語で開催されますが、発表には日本語字幕をつけ、パネルディスカッションでは日本語での補足をおこないます。
プログラム構成および講演者はフライヤーをご覧ください。(和文フライヤー・英文フライヤー)
【研究討論会概要】
タイトル:災害レジリエンスの構築に向けた分野・部門間協働や意思決定に対し、COVID-19はどのような影響を与えたか? (How COVID-19 affected Trans-disciplinary Approach (TDA) and decision making on building disaster resilience?)
■日時:令和3年9月6日(月)13:00-15:00
■配信URL:https://vimeo.com/586662066/02cb3beae2
■オンライン質疑応答URL(Slido):https://app.sli.do/event/swbxmlzt
※当日上記URLにアクセスしてください。
【ご注意】CPD受講証明が必要な方は必ず事前に下記URLより参加申込をお願い致します。(9月3日(金)17時まで) https://committees.jsce.or.jp/zenkoku/node/222 ・研究討論会におけるCPD受講認定の方針についても上記URLよりご確認ください。
・座長 石渡 幹夫(国際協力機構/東京大学新領域創成科学研究科)
・話題提供者 日本:荒木田 勝(アジア防災センター) 佐々木 大輔(東北大学) インド:Prof. Chandan Ghosh(インド国立災害管理研究所) マレーシア:Dr. Khamarrul Azahari Razak(マレーシア工科大学) ネパール:Dr. Youb Raj PAUDYAL(ネパール国家復興庁) 台湾:Mr. Ting-Chi Tsao(Sinotech Engineering Consultants, Inc.) ニュージーランド:Mr. Warren Ladbrook(Auxilium Ltd.)
当日の資料はこちらからダウンロードできます。
・佐々木 大輔(東北大学)
"Introduction of TC21 Activity"
・荒木田 勝(アジア防災センター)
“Efforts of DRR organizations in Asia under COVID-19 situation”
・Dr. Youb Raj PAUDYAL(ネパール国家復興庁)
“Application of Project Monitoring Information System(PMIS) for the robust monitoring of the School Reconstruction Program in Nepal during Covid-19 Pandemic”
・Dr.Khamarrul Azahari Razak(マレーシア工科大学)
“Advancing Compound Disaster Risk and Societal Resilience in Malaysia: Progress and Challenges”
・Mr.Ting-Chi Tsao(Sinotech Engineering Consultants, Inc.)
“Disaster Management and Evacuation under COVID-19 in Taiwan”
・Dr.Chandan Ghosh(インド国立災害管理研究所)
“Covid-19 2nd Wave in India – O2 crisis, mass congregation, statistical fallacy and Vaccination conundrum”
・Mr.Warren Ladbrook(Auxilium Ltd.,New Zealamd)
“Working with Covid-19-A New Zealand Perspective”
★当日の録画は下記YouTube( https://youtu.be/_Rf05oGNeuI )よりご視聴ください。
土木学会国際センター通信第101号に、TC21ウェビナー「COVID-19渦におけるTDAによる災害に強い社会づくり」(2020年10月開催)の記事が掲載されました。
土木学会国際センター通信
日本語版:https://committees.jsce.or.jp/kokusai/iac_news_2021_03
英語版 :https://www.jsce-int.org/pub/iacnews/101
土木学会誌2月号に『「ACECC TC21の取り組み ウェビナー「COVID-19下における分野・部門登壇的アプローチ(TDA)による災害に強い社会づくり」開催」と題して、ACECC TC21の委員会報告が掲載されました。 COVID-19下の災害対策、土木技術者の責務とTDA、パンデミック下のTDA、ヒヤリ・ハット事例と教訓、およびACECC TC21の役割について掲載されていますので、是非ご一読ください。
ACECC TC21は、"Transdisciplinary Approach for Building Societal Resilience to Disasters under and after COVID-19"をテーマとしてウェビナーを開催しました。
1.開催日時:2020年10月6日(火)21:00~22:00(日本時間)
2.使用言語:英語
3.プログラム(時間は開催ホスト国であるフィリピン時間表記;日本と1時間の時差) 20:00 - 20:05 Opening remarks by Dr. Erdsan Rene S. Suero, PICE National President 20:05 - 20:15 Keynote Speech by Hon. Congressman Romeo S. Momo (TC21 Co-chair) 20:15 - 20:30 Transdisciplinary Approach to Resilience Planning Amid the Covid-19 Pandemic by Dr. Diocel Harold Aquino, Assistant Professor, Institute of Civil Engineering, University of the Philippines, Diliman, Quezon City, Philippines 20:30 - 20:45 Enhancing Preparedness of Local Governments by Using "a Collection of Critical Situations during Flood Emergency Response under COVID-19"(水害対応ヒヤリ・ハット事例集を活用した地方自治体の災害対応力の向上) by Dr. Miho Ohara, Senior Researcher, International Centre for Water Hazard and Risk Management (ICHARM), Adjunct Associate Professor, National Graduate Institute of Policy Studies (GRIPS) 20:45 - 20:55 Q&A Session 20:55 - 21:00 Closing remarks by Dr. Mikio Ishiwatari, University of Tokyo/JICA (TC21 Co-chair)
4.録画ビデオへのリンク https://youtu.be/-LXSD24Pc7A
国境なき技師団のNews Letter No.15に、ACECC TC21国内支援委員会の塚田委員(公益社団法人土木学会専務理事)の記事が掲載されました。同誌の巻頭言で「世界的に狂暴化する自然災害に対抗する知識の集積と共有」と題して、TC21の活動を含め紹介されています。
国境なき技師団は、土木学会や建築学会などの学協会会員の賛同と支援を受けて2005年に設立されたNPOで、自然災害による被災地域の復旧と復興のための支援と提言、自然災害低減化技術の普及、防災教育の実践、国際的防災研究の推進を目的として活動する技術者集団です。
土木学会誌2月号に「ACECC TC21の分野・部門横断的アプローチによる災害に強い社会づくりに向けた取り組み ─世界防災フォーラム2019におけるTC21のセッション開催報告─ 」と題して、ACECC TC21の委員会報告が掲載されました。
ACECC TC21および世界防災フォーラムの概要、TC21セッションの内容と成果などについて掲載されていますので、是非ご一読ください。
ACECC TC21国内支援委員会は、2019年11月9日(土)~11月12日(火)に仙台で開催される第2回世界防災フォーラムにおいて、「分野・部門横断的アプローチによる災害に強い社会づくり-仙台防災枠組みの目標達成に向けた取組み-」と題するセッションを開催します。
本セッションの開催日時は2019年11月11日(月)13:30~15:00、場所は仙台国際センター 会議棟2階 大会議室「萩」です。
なお、セッションは英語で開催され、日本語通訳はありませんのでご了承ください。
セッションフライヤー(和文フライヤー・英文フライヤー)
世界防災フォーラムウェブサイト
本書の背景と概要
科学技術の進歩にもかかわらず世界的に災害が増加しており、減災・防災は世界に共通した喫緊の課題である。その背景として、減災・防災を計画・実施する意思決定過程において、産官学民が防災力を最大限発揮できるように連携できていないこと、また意思決定過程において科学技術が必ずしも十分に反映されないこと、学術分野や部門間の意思疎通、知識・知見の伝達が不十分であることなどが挙げられる。これらの課題を踏まえてTC21 は、科学技術を意思決定に確実に反映するための制度や体制等を調査・議論することを目的として2016年から活動してきた。
本書は、TC21が2016年8月から2019年4月までの行ったシンポジウム及びケーススタディを元にTDA の概念及び必要性と効果を解説するとともに、TDA の連携モデルの実例と効果の仕組みを整理し、さらに仙台防災枠組に照らしてTDAの有効性について考察したものである。
https://tc.acecc-world.jsce-int.com/TC21/
タイトル:
Transdisciplinary Approach (TDA) for Building Societal Resilience to Disasters - Concepts and case study for practicing TDA -
編集:ACECC TC21国内支援委員会
執筆:ACECC TC21共同議長、幹事長、委員、幹事
発刊:公益社団法人 土木学会
ISBN: 978-4-8106-1014-7
ACECC TC21国内支援委員会は、香川大学にて開催された令和元年度土木学会全国大会において、研究討論会「近年の災害から見る分野・部門間協働(Transdisciplinary Approach)の重要性」を開催し、TC21の取組みを紹介するとともに、近年発生した災害(九州北部豪雨や、西日本豪雨、インドネシア・スラウェシ地震など)における事例を基に、TDAの重要性と今後の適用について議論しました。
多数の方にご来場・ご聴講いただき、誠にありがとうございました。
研究討論会のちらし
【研究討論会の概要】
■日時:2019年9月3日(火)12:40-14:40
■会場:香川大学幸町キャンパス 幸町北3号館 322講義室
座長 石渡 幹夫 : 東京大学新領域創成科学研究科客員教授、国際協力機構 国際協力専門員
【研究討論会のプログラム】
はじめに
12:40~12:55 TC21の活動の目的とキーワード、活動内容の紹介 (井上 雅志;(株)エイト日本技術開発)
各セクターからの話題提供
12:55~13:10 水防災の主流化に向けた取組み (古本 一司;国土交通省 水管理・国土保全局)
13:10~13:25 開発途上国における復興支援の取組 中部スラウェシ復興支援の現場から(仮) (荒 仁;国際協力機構 社会基盤・平和構築部)
13:25~13:40 九州北部豪雨からの復興 -九州大学復旧復興支援団の活動- (塚原 健一;九州大学 工学研究院 附属アジア防災研究センター)
13:40~13:55 平成30年7月豪雨災害に際しての倉敷市の対応 (森田 博之;倉敷市建設局災害復興推進室)
13:55~14:10 大学間協働による防災人材養成 (松本 秀應;香川大学危機管理先端教育研究センター)
14:10~14:25 四国クリエイト協会の産官学連携支援活動 (藤山 究;一般社団法人 四国クリエイト協会)
まとめ
14:25~14:40 全体討議(質疑応答を含む)とまとめ (石渡 幹夫;東京大学新領域創成科学研究科/国際協力機構)
土木学会誌12月号に「ACECC TC21の取組み-分野・部門横断的アプローチによる災害に強い社会づくりに向けて-」と題して、ACECC TC21の委員会報告が掲載されました。
ACECC TC21の設立経緯、活動内容、今後の活動予定などについて掲載されていますので、是非ご一読ください。