2050年までに、国内の温暖化ガスの排出を「実質ゼロ」にするという、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、日本政府や企業による脱酸素技術の開発が、昨今、本格化してきています。
建設業界においても例外ではなく、環境に配慮したコンクリートの活用、コンクリートや鉄鋼などの材料の製造過程でのCO2排出量の削減、ICT技術の導入による作業の効率化など、さまざまな取り組みが始まっています。
今回の構造セミナーは、こうした状況を鑑み、構造工学という観点からカーボンニュートラルにどのように取り組んでいけばよいかを考える機会として、国としての全体的な取り組みから、材料、設計・施工に至る取り組みまで、幅広い観点から各機関の専門家にご講演をいただくセミナーを企画致しました。多くの皆様の参加をお待ちしております。
(参加お申込みhttp://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)
1.主催:土木学会(構造工学委員会)
2.開催日:2022年2月4日(金) 参加締切日:2022年1月26日(水)
3.会場:オンライン(Zoom大規模ミーティング)
4.定員:300名
5.参加費:会員2,000 円 非会員3,000 円 学生1,000 円
司会:細谷 学(大成建設株式会社)
13:00~13:10 開会挨拶;構造工学委員会委員長 岩城一郎(日本大学)
13:10~13:45 「国土交通グリーンチャレンジ」の推進
木村嘉富(国土交通省 国土技術政策総合研究所 所長)
13:45~14:20 構造物のライフサイクルを通じたカーボンニュートラルに向けて
河合研至(広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授)
14:20~14:55 カーボンニュートラルに向けたコンクリート材料の取り組み
大脇英司(大成建設株式会社技術センター社会基盤技術研究部 主幹研究員)
14:55~15:05 休憩
15:05~15:40 鉄鋼業の低炭素およびカーボンニュートラルに向けての取り組み
小野 透(一般社団法人日本鉄鋼連盟 特別顧問)
15:40~16:15 低炭素コンクリート代替材料の構造部材への適用拡大の際の課題
鍵本広之(電源開発株式会社茅ヶ崎研究所 所長)
16:15~16:50 施工者から見た2050年のカーボンニュートラルが持つインパクト
春日昭夫(三井住友建設株式会社執行役員副社長 CTO、fib会長)
16:50~17:00 閉会挨拶 構造工学委員会副委員長 本間淳史(東日本高速道路株式会社)
※テキストにつきましては、行事開催日前日までに掲載いたします。
CPDポイントについて:
本講習会は土木学会継続教育CPDプログラムに認定されています(2.4単位)
【WEB聴講者の方】
・CPD受講証明は,事前の参加申込者のうち,アンケート(100文字以上の簡易レポート)を提出していただき,受講していたことが確認できた方に発行いたします.講習会終了後,下記URLよりアンケートにご回答ください.
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdFYmWITa7t_2Gc0jJ109pX_Oe4VH2N...
・アンケートの回答期日は,2022年2月6日(日) 17:00までになります.回答期日を過ぎますと受付いたしませんので,ご注意願います.内容を確認し,提出期限日以降に順次受講証明証を発行いたします.多少お時間を頂く場合もございますのでご了承ください.
・参加申込いただいた方の代理で参加される場合は,事前に上記の問合先までご連絡ください.ご連絡いただいた方のみ受講証明書の発行を予定しております.
・土木学会CPDシステムをご利⽤の方は,参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願いいたします.
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステムをご利用の方は,各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願いいたします.申請の提出方法等は提出先団体に事前にご確認ください.土木学会で証明する単位が,各団体のルールにより認められないことがあります.土木学会では他団体の運営するCPD制度に関しては回答いたしかねます.
以上
添付 | サイズ |
---|---|
構造工学セミナー開催案内20211220.pdf | 92.1 KB |
JSCE21-1539.pdf | 87.59 KB |
構造工学セミナー配布資料(2022年1月31日) | 28.78 MB |