!!報告書PDFをこのサイトにアップしました.パスワードは参加券に同封した書類に記載されています.!!
道路橋の床版は,自動車の輪荷重を橋桁に伝達する重要な構造物です.床版は,死荷重,活荷重,温度荷重など複数な荷重が作用しており,その状況下で床版は様々な要因で損傷しています.床版上面は舗装が敷設され床版の損傷が見えないため,既設床版では維持管理や補強方法,新設橋梁では高耐久化が課題となっています.
数値解析による道路橋床版の構造検討小委員会(委員長・藤山知加子(横浜国立大学)では,約2年間にわたり,道路橋の床版(RC床版,PC床版,鋼・コンクリート合成床版,鋼床版)について,様々な調査研究活動を行いました.数値解析を用いた損傷の要因分析,床版構造別の損傷要因・補強工法の効果検討・新設橋梁床版の設計細目の検証などを行いました.
この度,小委員会の終了にあたり,成果報告会を開催します.報告会に先立ち,東京大学鈴木克幸教授に基調講演もお願いしております.皆様奮ってご参加ください.
記
1.主 催:土木学会 構造工学委員会「数値解析による道路橋床版の構造検討小委員会」
2.日 時:2019年9月10日(火)13:30~17:05(基調講演含む)
3.会 場:土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内)
4.定 員:100名程度(申し込み先着順)
5.参加費:正会員3,000円/人,学生会員2,000円/人,非会員5,000円/人
6.申込方法
土木学会の行事募集のページから直接お申込みください.(申込期限 2019年9月3日(火))
7.プログラム
13:30~13:40 開会挨拶(藤山知加子(横浜国立大学))
13:40~14:40 基調講演 人工物工学~人と社会と人工物の複合領域最適設計
(東京大学 鈴木克幸教授)
14:40~14:55 休憩
14:55~15:35 床版構造の損傷解析,新構造の性能評価の研究結果
(宮下剛(長岡技術科学大学、後藤俊吾((株)高速道路総合技術研究所)
15:35~16:15 RC床版の各種補強法,補強程度と効果の研究結果
(田中泰司(金沢工業大学)、米津薫((株)コムスエンジニアリング))
16:15~16:55 床版設計に関する課題,設計高度化に向けた研究結果
(青木康素(阪神高速道路(株))、木作友亮((株)IHI))
16:55~17:05 閉会挨拶(浅野洋平(八千代エンジニヤリング(株))
8.その他
(1) 本報告会は,土木学会継続教育(CPD)プログラム認定を受けています(3.3単位).
(2) 成果報告書は書籍では配布せず,当ページおよび小委員会のホームページに9月初旬にアップロードいたします.ダウンロードパスワードは参加証と合わせて郵送いたします.
9.問合せ先:
土木学会構造工学委員会・事務局 林(j-hayashi@jse.or.jp)
添付 | サイズ |
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数値解析による道路橋床版の構造検討 報告書_2019010.pdf | 73.57 MB |