公益社団法人土木学会構造工学委員会「メンテナンス技術者のための教本開発研究小委員会(委員長:岩城一郎)」では,この度委託出版(株式会社建設図書)として,「これだけは知っておきたい 橋梁メンテナンスのための構造工学入門」を発刊しました.これに伴い,本書の講習会を企画しましたのでご案内します.
講習会プログラム(予定) 日時:令和元年6月28日(金)13時から17時
場所:土木学会講堂
定員:120名
13時00分 開会挨拶 勝地弘(横浜国立大学)
13時05分 はじめに 中村光(名古屋大学)
13時10分 全体概要 岩城一郎(日本大学)
13時20分 1編説明(各章×20分)玉田和也(舞鶴高専),石井博典(横河ブリッジホールディングス),岩城一郎(前掲),海田辰将(徳山高専),松村政秀(熊本大学)
15時00分 休憩
15時15分 2編説明(各章×20分)津野和宏(国士舘大学),安東祐樹(ショーボンド建設),本間淳史(NEXCO東日本),松山公年(日本工営),森崎啓(パシフィックコンサルタンツ)
16時55分 閉会挨拶 麻生稔彦(山口大学)
17時00分 閉会
その他:
・参加費:2000円(一般・学生) ※本書の代金は含まれておりません.
・参加条件:講習会当日に本書を持参すること.
・本書の購入について:添付の用紙により,書店または建設図書へ直接お申し込みください.
※5/29よりアマゾンでもお買い求めいただけるようになりました.
・なお,本書は当日会場前でも販売しますので,そこでお買い求めいただいても結構です.
申込:土木学会サイトよりお願いします.
問い合わせ先:
土木学会研究事業課 林 淳二
TEL 03-3355-3559
本書の目的
近年,社会インフラの老朽化が社会問題となっています.そのため,国では全道路橋に対する5年に1回の近接目視点検を義務化していますが,市町村などで管理する小規模橋梁に従事するメンテナンス技術者の中には構造工学を学んでいない者も少なくありません.そのため本書では,メンテナンスに必要な構造工学,メンテナンスの実例から学ぶ構造工学といった視点から,橋梁メンテナンスにおける構造工学の基本についてわかりやすく解説することとしました.
本書の概要 ・タイトル:これだけは知っておきたい 橋梁メンテナンスのための構造工学入門
・価格:3,000円+消費税+別途 送料360円
・体裁:B5判,210ページ,オールカラー
・カバー写真撮影:写真家 山崎エリナ
・発行日:令和元年5月1日
・目次:
第Ⅰ編 メンテナンスに必要な構造工学
第1章 橋の形式
第2章 橋の部材と役割
第3章 橋を長持ちさせるために必要なこと -考え方と技術―
第4章 はりとは
第5章 鋼構造とコンクリート構造の成立ちと壊れ方
第Ⅱ編 メンテナンスの実例に学ぶ構造工学
第1章 鋼桁
第2章 コンクリート桁
第3章 鉄筋コンクリート床版
第4章 ゲルバーヒンジ部
第5章 桁端・支承部
索引
添付 | サイズ |
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橋梁メンテナンス教本講習会案内-20190510.pdf | 1.29 MB |