「ことば」だけで土木を語る、土木広報への新しいアプローチ。
全国土木弁論大会2025「有馬優杯」を7月18日(金)に開催いたします!
弁論とは、「ことば」だけで思いや主張を伝える、演説形式の競技です。
誰もが発信者となり、それを助けるツールが多様になった今、私たちはどれだけ「ことば」に向き合っているでしょうか。
多様な分野の弁士たちが、「私にとっての土木」を自らの声で呼びかけます。
審査員には、土木の専門家・弁論の専門家をそれぞれお招きします。
土木学会員以外の方にもご参加いただけますので、少しでもご興味のある方は、是非ご覧ください!
【概要】
■有馬優杯について |
本大会は、土木リテラシー促進グループの活動の一環として開催されます。
大会目的として以下の3つを掲げております。 大会は弁士(発表者)からの一方向的な発表には終始せず、対面・オンライン参加ともに発表内容への感想を共有できるようにいたします。 お時間の許す限り、多くの発表をご覧いただき、投票にもご参加ください。弁士自身の経験や考えを織り込むという弁論の特徴を活かし、多様な発表者および観覧者が、 大会監修:有馬 優(ありま ゆう)
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■日時 | 2025年7月18日(金)13:30 ~ 16:00 ※終了時刻は変更する場合がございます。 |
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■参加方法 | 会場参加:土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内) オンライン参加:Zoomウェビナー |
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■定員 | 会場参加:100名 オンライン参加:500名 |
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■参加費 | 無料 | |
■弁論テーマ | 『私にとっての土木』 | |
■弁士・演題 |
公募で決定(事前審査を合格)した弁士の方々
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募集中です。詳細はこちらをご確認ください。 |
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■大会審査員など | <審査員> | |
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桝谷 有吾(ますや ゆうご)
国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)グループ企画専門官。2005年国土交通省入省以降、河川分野を中心に様々な職務を経験。高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所長時代には、平成30年西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の復旧・復興に地域と一体となって取り組んだ。
【メッセージ】
縁の下の力持ちのイメージが強い「土木」ですが、土木に携わる人たちには、日本の基盤を支えている熱い思いがあると思います。 その思いをどのように表現されるのか、当日拝聴することをとても楽しみにしています。 |
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石井 純一(いしい じゅんいち)
茨城大学全学教職センター特任教授。前職は、茨城県立水戸第二高等学校長、茨城県教育 委員会高校教育課長を歴任、教諭時代は弁論部顧問として総合文化祭弁論大会、文部大臣 杯青年弁論大会など生徒を指導して出場、総合文化祭、青年弁論とも審査委員長を経験。 文部科学大臣教育者表彰受賞(令和2年)。著書に「現代教育の諸課題」「新たな時代の学校教育」がある。
【メッセージ】
言葉で相手に思いを伝える、これはどこの国でも、どの時代でも大切なことでした。 ある者は、命がけで寓話を用いて伝えたり、またある者は、表情や仕草で思いのたけを伝えたりしました。 現代、民主主義が危機に瀕しています。自由の相互承認がいったん崩れ始めたら、一気に争いの時代へと逆戻りします。 暗黒な時代の到来を阻止するためにも言論の自由、その象徴である弁論を大事に育て大輪の花を咲かせる意味があります。 弁士の皆さんに大いに期待します。 |
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水嶋 恵利那(みずしま えりな)
スピーチ、弁論などの話し方の専門家。株式会社ハナシコム代表取締役。「話し方で悩む人を0に」というミッションの元、話し方・コミュニケーション講師として、教育機関・企業などで講師を勤める。弁論では2021年第66回文部科学大臣杯にて文部科学大臣賞(優勝)受賞。
【メッセージ】
AIの発達や短い動画コンテンツの普及で、言葉と声で語る意味を考えさせられる今日。話すことの得意不得意に拘らず、自分の心に「語るべきものがある人」はぜひ弁論に挑戦してほしいと思っています。その中で、私たちの生活を支えてくれている土木について、深く考え、また関わる方たち。それはまさに大衆に語るべきものがある、弁論をすべき方たちなのです。話すことが苦手と思う人が国民の8割以上と言われている日本で、自分の気づきを人に伝えようとする勇気をもった応募者の方全員に敬意を表します。そして壇上に立つ弁士の方々を、心から応援しています! |
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<審査基準> | ||
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<司会> | ||
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中野朱美(なかの あけみ)
フリーライター。2007年から「月刊ダム日本」でダムインタビューを担当。産官学各分野約130名を収録の他、学会誌、新聞、雑誌への寄稿。土木学会土木広報センター土木リテラシー促進グループ、インフラ総合委員会アクティビティ部会、土木史広報小委員会の委員、全国大会研究討論会のパネリスト、司会を担当。ダム工学会現地見学会小委員会、活性化小委員会の委員。2023年ダム工学会著作賞受賞。
【メッセージ】
前回に続き、全国土木弁論大会2024「有馬優杯」の司会を務めさせていただくことになりました。自らの言葉で熱く語る弁士の皆様を紹介できればと思っております。皆様の弁論、心から応援しております。 |
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■大会監修 |
有馬 優(ありま ゆう)
横浜国立大学都市イノベーション研究院教員。16歳で弁論を始め、全国大会で3回優勝。内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞等、受賞歴多数。2017年より横浜国立大学都市イノベーション学府の留学生プログラムに従事し、土木広報への関心を持つ。2019年、土木の重要性を説いた演説「語られざる遺産」を発表し、尾崎行雄杯演説大会にて優秀賞。2020年、同演説で「デミーとマツの土木広報大賞2020」優秀賞(キャラクター・グッズ部門2位)。2022年、防災と利他の精神について説いた弁論「後世への最大遺物」を発表し、文部科学大臣杯全国青年弁論大会にて最優秀賞。株式会社カエカ所属スピーチトレーナー。一般社団法人日本弁論連盟役員。社会人弁論部代表。 ※参考1:文部科学大臣杯全国青年弁論大会「後世への最大遺物」https://youtu.be/EfQN1mGwOpI
※参考2:尾崎行雄杯演説大会「語られざる遺産」https://youtu.be/kQYX4Vroy4Y
※参考3:ドボクのラジオ出演回アーカイブ「土木の優しさを声に乗せて」 http://doboradi.jsce.or.jp/2021/11/25/b-150/
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■申込方法 |
「本部主催行事の参加申込」よりお申し込みください。
※参加方法によって申込先が異なります。ご注意ください。
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<会場参加>![]() |
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<オンライン参加>![]() |
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■申込締切
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2025年7月17日(木)17:00まで
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■主催 | 公益社団法人土木学会 土木広報センター 土木リテラシー促進グループ | |
■後援 |
国土交通省(予定)
一般社団法人日本弁論連盟 噂の土木応援チーム デミーとマツ 尾崎行雄を全国に発信する会 株式会社カエカ 工学書協会 株式会社ハナシコム 理工図書株式会社 社会人弁論部 |
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■前回大会 |
前回大会の様子 [【アーカイブ公開】2024/7/9 全国土木弁論大会2024「有馬優杯」]
https://committees.jsce.or.jp/cprcenter02/node/64 |
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■CPD |
土木学会継続教育(CPD)プログラム:認定取得予定
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■本行事に関するお問合せ |
公益社団法人 土木学会 土木広報センター
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内 TEL: 03-3355-3448 E-Mail: cprcenter@jsce.or.jp |
■プログラム(予定) | 司会:中野朱美(土木学会 土木リテラシー促進グループ) 13:30 開会挨拶 13:35 大会趣旨説明 13:45 審査員および審査観点紹介 14:00 競弁(弁論の発表) 15:00 一般投票・審査会 交流企画(弁士インタビュー) 結果発表・表彰 審査講評 15:50 閉会挨拶 16:00 終了 |