日時:平成 27年7月31日(金)18:00~19:30
会場:Loop A(大阪市西区南堀江1丁目1番7号 三角公園西徒歩1分・阪神高速1号環状線高架下)
話題提供者:小島 健一さん(長崎大学インフラ長寿命化センター)
土木とはまったく縁のなかった小島さんは、土木現場見学に衝撃を受け、見学団体「社会見学に行こう!」を立ち上げられた、大人の社会見学の火付け役です。その後、地域おこし協力隊として炭鉱の島「池島」に移住され、見学に迎えられる側から迎える側へ。
「池島」のドボクを中心に、小島さんがが今まで見てきたドボクを語っていただきました。
1.いきなり社会科見学を始めたのではなく、その前にブログをはじめた。
2.ブログのネタで社会科見学をはじめた。
3.土木建造物に圧倒されて社会科見学を本格的に始める事にした。
4.SNSで人を集めやすくなった。
5.ブログで賞をいただいたり、新聞やテレビで取り上げられ、本も出すようになった。
6.関東以外にも取材で行くようになった。(池島も取材していた)
7.近所の人たちと公園に「シート」を敷いて外飲みしていた事から「地域おこし」に興味を持った。
8.見学会を通して専門家と知り合い、対等に語り合える場として「サイエンスシート」をはじめた。
9.社会科見学や地域おこしをきちんとやるためにNPOでも立ち上げようと思い学校に通った、がNPOというシステムが自分に向いていなかった。
10.ひさしぶりに池島に行こうかと思い調べてみたら「地域おこし協力隊」を募集していた。
11.自分なら池島の豊富な資産を活かせるだろう!という思い込みで協力隊に志願。
12.正しく情報を世に出した事で、全国区の話題を作り、池島を訪れる人も3年で10倍以上になった。(タモリさんも呼んじゃった)
13.が、反面いろいろ残念な事も…
14.それまでの職能を活かし「インフラ長寿命化センター」や「土木」の認知を向上させるべく長崎大学へ。
15.認知向上だけでなく、長崎大学のリソースを使い池島は元より、長崎全域の「文化財」保存に貢献したい。