土木広報センターでは、平成28年度土木学会全国大会におきまして、「市民のイマジネーションと土木広報 ~市民へ伝わる土木の心~」と題し、研究討論会を開催いたします。ご興味のある方は、是非、ご参加下さい。
日時:平成28年9月7日(水)13:00~15:00
会場:東北大学川内北キャンパス 講義棟B棟B201教室
※会場までのアクセスは、チラシの2ページ目をご参照下さい。
申込不要、入場無料(一般の方もご参加いただけます)
問合せ/公益社団法人 土木学会 土木広報センター
TEL:03-3355-3448(9:00~17:00)
2011年3月11日以降、大震災をエポックとして、社会と市民は、今度こそ専門家と情報を共有して、「ふつうの暮らし」、すなわち「安全・安心な国土づくり」という切実な願いが実現できるであろうと期待している。このような中で、土木広報の果たす役割は大きい。しかし、「伝える」ことが、そのまま「伝わる」ことにつながるとは限らない。広報(Public Relations)では、Public(大衆)といかにRelate(関係)して情報共有・連携していけるかが肝要だろう。すなわち、人がつながることから、信頼関係の構築、多面的なネットワークの拡大を目指すべきである。そのためには、地域に密着したテーマや題材で人々のイマジネーションに働きかけるコミュニケーションが有効と思われる。そこで研究討論会では、東日本大震災からの復興活動で大きな役割を担っている建設業界の活動、東北地方6県の震災・インフラ・観光等に関する情報をアプリで広く配信するなど東北地方整備局の広報の取組みについて、身の回りにある土木的なもので盛り上がる「どぼくカフェ」で展開する土木と一般市民の関わり方、土木をテーマに、わかりやすく興味深く描いている「ダムが舞台の仕事漫画」、戦国武将の土木をテーマに市民へ語る文化講座の実情など、様々な分野から紹介・報告して、会場参加者と意見交換をおこなう。
【司会(座長)】
依田照彦(土木広報センター長)
【話題提供】
伊藤博英(宮城県建設業協会専務理事)
井上圭介(国土交通省東北地方整備局企画部企画調整官)
高橋良和(京都大学大学院工学研究科准教授)
羽賀翔一(漫画家)
平原由三枝(NHKエンタープライズ経営企画室業務主幹)
緒方英樹(土木広報センター社会インフラ解説グループ長)
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広報センター討論会2016フライヤー | 1.45 MB |