木材工学委員会は、令和元年度の土木学会選奨土木遺産に京都府の上津屋橋を推薦しましたが、このたび当該橋が土木学会選奨土木遺産に選定されました。
土木学会選奨土木遺産は、土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的として2000年度に設立されました。毎年20件ほど選出されており、これまでにおよそ400件ほどが選定されています。しかし木材を使用した構造物は改修によりコンクリートや鋼構造物に代わることも多く、木製土木構造物が選定された事例は数件しかありませんでした。
土木分野での木材利用の拡大を目指している土木学会木材工学委員会では過去の木製土木構造物にも着目しその意義・価値を今後もアピールしていきます。
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選奨土木遺産上津屋橋HP原稿.pdf | 317.81 KB |