「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■2024年度土木学会国際関連行事のお知らせ
2024年度土木学会全国大会が9月2日(月)~6日(金)にかけて、仙台国際センター、東北大学川内北・南キャンパス他にて開催される。国際センターは国際関連行事として、4日(水)10時に国際センター特別講演会「土木の分岐点 ~土木のパラダイムシフト~」、14時30分から学生、外国人技術者を対象としたグローバルシビルエンジニアワークショップ「The Role of Civil Engineering In Achieving the SDGs」を仙台国際センターにて開催する。5日(木)~6日(金)には第26回インターナショナルサマーシンポジウムを東北大学にて主催する予定である。
各行事の詳細および申込方法は国際センターウェブサイト (http://committees.jsce.or.jp/kokusai/)をご覧ください。
なお、この夏以降には留学生対象の現場見学会・企業説明会、技術者ラウンジ“DOBOKU”、大学出前講座、海外プロジェクトシンポジウム、外国人技術者グループ主催のイベントなど、多彩な企画を準備している。国際センターウェブサイトで国際関連行事、この夏以降の行事をご覧いただきたい。
2024年度 グローバルシビルエンジニアワークショップ
■世界で活躍する日本の土木技術者シリーズシンポジウム 第23回を開催!
国際センター・プロジェクトグループは2月13日(火)に(独)国際協力機構(以下JICA)の協力の下、世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ 第23回シンポジウム「アフリカのインフラプロジェクトとその事業効果」を開催した。421名が聴講した。
シンポジウムでは、若宮 愛氏(JICA)より、ケニアからウガンダ、南スーダンに至る北部回廊のプロジェクトを対象に衛星データを用いた整備効果の検証について講演いただいた。続いて、小柳 桂泉氏(JICA)、川上 滋氏(大日本土木(株))、植村 勇仁氏(清水建設(株))より、アフリカ地域のインフラプロジェクトにおける技術面での挑戦や、当該国での協働体制について、具体的事例をご講演いただいた。
後半のパネルディスカッションでは、若手技術者に向けて海外プロジェクトの意義や魅力が語られ、活発な質疑応答が行われた。プロジェクトグループでは、今後も若手技術者の海外プロジェクトへの関心を高めるため、世界で活躍する土木技術者シリーズシンポジウムを開催する予定である。
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