「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ 第22回シンポジウムを開催!
国際センター・プロジェクトグループは2023年8月22日(火)に世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ第20回シンポジウム「バングラデシュ国カチプール・メグナ・グムティ橋梁 及びジャムナ鉄道橋プロジェクト」を、ハイブリッド形式で開催した。当日は415名が聴講した。
シンポジウムは、日本の支援開始から50周年を迎え、南東アジアで注目の急成長国、バングラデシュを取り上げた。バングラデシュは、多くの大河川によって国土が分断されているため、橋梁・道路の建設が運輸交通の最重要課題となっている。シンポジウム講演ではバングラデシュの国道1号線において建設された「カチプール・メグナ・グムティ橋梁」と、隣国インドへ繋がるアジア横断鉄道の一区画である鉄道専用橋を新設するため施工中の「ジャムナ鉄道橋」を取り上げ、同国への支援の歴史とともに、同橋梁の建設を通じた日本の土木技術者の活躍、今後、海外プロジェクトを志望する若手技術者に向けてのメッセージをご紹介いただいた。
プロジェクトグループは現在、第7回「技術基準の国際化セミナー」の開催準備中である。次回はアフリカのプロジェクトをテーマに、2024年1月に開催予定である。詳しい情報や開催詳細は、国際センターのウェブサイト(http://committees.jsce.or.jp/kokusai/)をご覧ください。
世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ
第22回シンポジウム フライヤー
国際センターだよりバックナンバー