「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■2022 JSCE Annual Meeting IAC Discussion Follow-up Seminar onlineを開催!
国際センターは2023年3月2日(木)15:00~16:30に2022年年度土木学会全国大会で開催した国際センター主催 国際特別講演会のフォローアップとして2022 JSCE Annual Meeting IAC Discussion Follow-up Seminar online“ China’s Infrastructure
Development Initiative and International Cooperation”をオンライン形式にて開催した。パネリスト、モデレーターを含め国内外から25名の参加があった。
セミナーは、党 紀准教授(埼玉大学)の司会進行のもと、はじめに上田多門土木学会長より開会の挨拶があった。続いて、深圳大学の陳 湘生教授より「中国のインフラ建設と国際交流の今」をテーマに、中国のダム、トンネルをはじめとするインフラ施設の建設状況について、最新の事例をご紹介いただいた。
講演後のディスカッションでは、陳教授の講演に対して、上田会長、党准教授、橋都秀爾氏(アジア開発銀行)をはじめ、オンライン聴講者から質問が寄せられ、活発な議論な行われた。
本セミナーの録画を土木学会tv(https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/320)に公開している。ぜひご視聴いただきたい。
セミナー講演者たち
■第3回 日台技術者座談会「台湾建設事情 ─こんなに違う日本と台湾」を開催!
国際センター・台湾グループ、土木学会台湾分会は2023年3月16日(木)に3回目となる日台技術者座談会を開催した。
台湾グループと台湾分会は2020年度からオンライン形式の座談会を主催している。座談会企画の始動がコロナ禍であったことから、第1回は「COVID-19禍における大学の工夫・苦労」、2022年に開催した第2回では「コロナ禍での大学教育の工夫と苦労」とテーマを続け、日台各大学のコロナ対応、講義の工夫や苦労、学生の反応について意見交換を行った。
第3回となった今回は日本と台湾における建設工事の進め方の違いについてフォーカスし、長年台湾の建設プロジェクトに従事してきたベテラン日本人土木技術者より両国の違いについて紹介後、参加者とディスカッションを行った。当日の録画についてHP(https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/327)に公開予定である。ご視聴いただきたい。
台湾建設事情 ─こんなに違う日本と台湾
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