「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■ 外国人技術者グループ 活動中!!
国際センター外国人技術者グループは、COVID-19禍にワーキンググループとしてスタートし、これまでオンラインベースでほとんどの活動を行ってきた。例えば、昨年は「Salon for International Students and Engineers in Japan」を開催し、留学生、外国人技術者そして日本企業の方々を交えて日本のインターンシップの現状と課題やこれからの期待について意見交換した。当日の様子はHP(https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/220)にてご覧いただきたい。
今年に入り、伊澤良則国際センター次長(安藤ハザマ㈱)の指揮下、ワーキンググループからグループへ昇格し、加えてCOVID-19 対策規制が緩和されたのを機に、ハイブリッド形式でそろりそろりとミーティングを行っている。今年の活動テーマを3つ(①留学生支援、②外国人技術者支援、③ネットワーク・情報発信)に絞り、3チームを作り取り組むこととなった。メンバーは、チーム間の情報共有を心掛けながら、楽しくかつ納得のいく成果をだそうと張り切っている。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
外国人技術者グループ
■世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ シンポジウム 第20回を開催!
国際センタープロジェクトグループは2022年5月24日(火)に世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ第20回シンポジウム「ミャンマーにおける沈下橋の建設」を、ハイブリッド形式で開催した。当日は289名が聴講した。
本シンポジウムは、国際インフラパートナーズ(JIP)によるミャンマー国での沈下橋の建設をテーマとした。沈下橋の建設は2016年より、外務省無償資金を活用し、地域住民のニーズ、現地の状況を踏まえて、日本の技術者が設計、施工し、現在では12橋が完成している。また完成後の維持管理について、現地の技術者、地域住民に対する直接指導を行っている。シンポジウムではJIP他からプロジェクトの具体的取り組み、現地の人々の声をご紹介いただいた。詳しい報告については、国際センター通信8月号をご覧ください。
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