「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■第5回 技術基準の国際化セミナーを開催!
2022年3月8日(火)に国際センター・プロジェクトグループは国際航路協会 日本部会(PIANC-Japan)と共催で5回目となる技術基準の国際化セミナーを開催した。今回は「国際航路協会(PIANC)の活動による基準の国際化」と題し、約180名がオンライン聴講した。
当日は宮田 正史氏(国道交通省 港湾局)より港湾局の取り組み、港湾関連技術基準の国際展開戦略、具体的事例と今後の方向性をご紹介いただいたのち、岡田 光彦氏(国際航路協会 副会長、日本部会長)よりPIANCの活動概要を紹介いただいた。続いて、「国際航路協会WG活動を通じた国際化」と題し、基準化に対するWG活動の具体的な取り組みや、コロナ禍における活動の苦労をご紹介いただいた。最後に「協会活動を通じた若手技術者の交流」と題し、PIANC YP Japan(若手技術者会)における活発な若手技術者の交流活動(セミナー、国際交流ウェビナーの開催)を紹介いただいた。
第5回 技術基準の国際化セミナー「国際航路協会(PIANC)の活動による基準の国際化」
■第9回技術者ラウンジ“DOBOUKU”を開催!
講師の土田 三郎氏(清水建設(株))
2022年3月23日(木)に国際センター・教育グループが9回目となる「技術者ラウンジ“DOBOKU”(以下ラウンジ)」をオンライン開催した。教育グループでは2018年より海外で活躍している若手技術者・ベテラン技術者を講師としてお迎えし、講師・参加者同士で意見交換を行うラウンジを開催している。今回は、「フィリピン マニラLRT1号線車両基地プロジェクト」をテーマに、土田 三郎 氏(清水建設(株) 土木国際支店 マニラ営業所)を講師にお迎えした。
ラウンジでは現地マニラに駐在する土田氏よりオンラインで参加いただき、フィリピンの概況、プロジェクト概要を講演いただいた。また今回のラウンジでは初の試みとして、ドローンを用いた空撮録画による現場紹介をいただき、参加者は迫力ある映像を視聴した。
教育グループでは次回のラウンジを準備中である。今後の企画詳細については国際センターHP(http://committees.jsce.or.jp/kokusai/)をご覧ください。
第9回技術者ラウンジ“DOBOUKU”
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