2018/01/18
下記の報告会における説明資料のWeb公開版を掲載いたしました.ご希望の方は,お手数ですがダウンロードをお願いいたします.報告書に掲載された図のうち,著作権許諾の関係から説明資料のWeb公開版には掲載できない図があるため,その場合は代替の文章を記載しております.報告会当日は報告書に掲載された図表を用いて発表する予定です.
報告会における説明資料のWeb公開版ダウンロード
2017/11/10
先日公開した報告書(2017/10/20,最下部をご参照ください)の内容をご紹介するとともに,最新のCCSに関わるトピックスを経済産業省殿,日本CCS調査株式会社殿よりご講演頂く場として,下記の報告会を企画いたしました.参加費は無料です.奮ってご参加ください!
記
「CO2輸送・貯留に関する技術動向と今後の課題」
開催期日:2018(平成30)年01月26日(金) 13:00~17:00
開催場所:土木学会 講堂 (東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内 公益社団法人土木学会)
主催者名:土木学会エネルギー委員会 二酸化炭素回収・貯留(CCS)における調査・研究小委員会
開催趣旨:
本委員会では,二酸化炭素回収・貯留(CCS)に関する最新の情報収集と,土木分野の貢献が期待される二酸化炭素貯留についての技術開発に関する基礎的調査と研究を行うことを目的に活動を行って参りました.今般,委員会活動の成果を報告書に取り纏めることができたことから,この内容を広く紹介する場を設けるとともに,CCSに関わる有識者の講演も加えた報告会を企画し,CCSに関する理解を深めたいと考えております.
プログラム(暫定):
1. はじめに 13:00-13:15
2. 基調講演1「CCSに関わる政策の現状」 13:15-14:00
3. 基調講演2「世界のCCSの現況と苫小牧CCSプロジェクト」 14:00-14:45
4. 報告書のトピックス
1) 国内外の主要なCCS実証プロジェクト 15:00-15:15
2) CCS海外政策およびコスト試算の事例調査 15:15-15:30
3) CO2輸送技術 15:30-15:45
4) CO2貯留サイト評価技術 15:45-16:00
5) CO2地中貯留シミュレーション技術 16:00-16:15
6) CO2化学的影響評価技術 16:15-16:25
7) CO2モニタリング技術 16:25-16:40
8) 総合討論 16:40-17:00
5. おわりに
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2017/10/20
本委員会では,委員・オブザーバーならびに協力者の執筆により,「CO2輸送・貯留に関する技術動向と土木分野における課題」というタイトルの報告書を取りまとめました.
目次は以下の通りです.
-----目次-----
1. はじめに
2. 気候変動対策としてのCCS
2.1 気候変動問題
2.2 気候変動枠組条約に基づく取組
2.3 国内における政策
2.4 海外における政策事例
2.5 国際的枠組み等における動向
3. CCSの実証実験事例
3.1 これまで実施された主な実証実験
3.2 近年開始された・今後実施予定の主な実証実験
3.3 我が国が参画するモニタリング研究プロジェクト事例
4. CCSコスト試算の事例調査
4.1 はじめに
4.2 CCSのコスト構造
4.3 コスト試算事例
4.4 大きなコスト感応度を有する要素の例
5. これまでに開発されたCCSに関わる技術
5.1 CO2輸送技術
5.2 CO2貯留サイト評価技術
5.3 CO2地中挙動シミュレーション技術
5.4 CO2化学的影響評価技術
5.5 CO2モニタリング技術
6. CCSにおいて今後貢献できる土木技術
6.1 貯留層評価のための物理探査技術
6.2 リスク評価技術
6.3 CO2漏洩評価技術
6.4 船舶海上輸送におけるインフラ構築技術
6.5 溶解型CO2貯留技術
6.6 石油・天然ガス・地熱分野におけるCO2利用技術
7. おわりに
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報告書のpdfファイルは,以下からダウンロード可能です.
添付 | サイズ |
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CCSreport.pdf | 23.6 MB |