(2024年4月26日更新)
報告書「2011年東京電力福島第一原子力発電所事故における土木技術等の適用事例の体系的整理 -事故時の緊急時対応、汚染拡大防止対策等の技術蓄積-」を販売中です。
ご購入を希望される方は、こちらよりお申込みをお願いいたします。
2011 年3 月の東日本大震災の大地震に伴う大津波により東京電力福島第一原子力発電所(以下,「1F」)の1~4 号機の未曽有の事故が発生してから、13 年が経過しました。
事故発生直後より国・東電が中核となり,国内外の広範な支援・協力も得て、まさに総力を挙げての取り組み等により,初期段階における緊急時対応と復旧活動,その後の汚染水対策などにより1F の安定化が図られ、
その後も継続的な汚染水対策,環境負荷低減・廃棄物対策や廃止措置に向けての取り組みもなされ、近年に至り懸案であったALPS処理水の海洋放出も始まるなど、大きな進展が図られてきています。
土木学会では,特に初期段階の原子力発電所事故の放射能汚染という非常に過酷な環境下の中で緊急時対応や汚染水対策等の安定化に向けた対策の実施等において
主に土木分野の技術がどのように役割を果たしてきたか等の取組み状況の記録を後世に残すこととし、膨大な資料を調査・整理して体系的な報告書としてとりまとめました。
その報告書の発刊にあたり、内容の概要を報告させていただくとともに、東京電力HDおよび原子力損害賠償・廃炉等支援機構よりお二人の専門家をお招きし、
最近の1Fにおける最前線での取組みの状況や今後の廃炉措置に向けた最新の技術戦略等についてご講演いただくことを企画致しました。多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
主催 : 土木学会 エネルギー委員会
日時 : 2024年4月12日(金) 13:30~17:30
場所 : 土木学会講堂(オンライン同時開催)
参加費 : 会員:4,400円、非会員:4,400円、学生:0円(税込み)
*学生はオンラインのみ無料です(ただし、報告書テキストを含みません)。
会場参加を希望(あるいはオンラインで報告書テキストを希望)の学生は、会員または非会員の参加費となります。参加費には報告書テキスト代が含まれます。
CPD単位 : 3.7単位( JSCE24-0300 )
https://forms.gle/7tpG6Wcja4akbyYcA
CPD受講証明書は参加申込頂いた方のうち、上記のCPD受講証明発行用アンケートに回答していただくことで発行させていただきます。
講習会へ参加登録の上、ご参加ください。 聴講後、参加登録後にご連絡した参加番号をご用意の上CPD受講証明発行申請フォームへご回答ください。
※建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は、各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録のルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問合せください。
申込方法 : 会場(土木学会講堂):
https://www.jsce.or.jp/events/form/352401
※報告書は4月1日頃より順次発送いたします。
申込締切 : 2024年4月7日(日)17:00
定員 : 会場80名、オンライン200名
問合せ先 : 土木学会 研究事業課 小澤 一輝
電話:03-3355-3559 / E-mail:
k-ozawa@jsce.or.jp
プログラム (案) ※講師・講演内容・時間等が一部変更となる場合があります。予めご了承ください。
13:30~13:35 【開会挨拶】
大西 有三(エネルギー委員会委員/低レベル_放射性廃棄物・汚染廃棄物対策研究小委員会委員長;京都大学名誉教授)
13:35~15:00 【報告】
1)報告書「2011年東京電力福島第一原子力発電所事故における土木技術等の適用事例の体系的整理 -事故時の緊急時対応、汚染拡大防止対策等の技術蓄積-」の概要報告
白土 博司 (分科会2(1F事故廃棄物対策検討)主査;東電設計(株))
15:00~15:10 【休憩】
【講演】
15:10~16:10 2)講演-1 「福島第一原子力発電所における廃炉・汚染水・処理水対策の現状」
小川 智広(東京電力HD(株) 福島第一廃炉推進カンパニー 福島第一原子力発電所 計画・設計センター 副所長)
16:10~17:10 3)講演-2 「福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略について」
加藤 和之(原子力損害賠償・廃炉等支援機構 執行役員)
17:10~17:25 【質疑・応答(総合)】
17:25~17:30 【閉会挨拶】