土木広報センター未来の土木コンテストグループでは、2018年8月4日(土)、日本建設業連合会のご支援のもと、国土交通省関東地方整備局東京外かく環状国道事務所、中日本高速道路㈱東京支社東京工事事務所、東日本高速道路㈱関東支社東京外環工事事務所、大林組・西松建設・戸田建設・佐藤工業・錢髙組JVにご協力いただき、昨年度に実施した未来の土木コンテストの最優秀賞・優秀賞を受賞した未来プランナーへの副賞として、現場見学会を開催しました。
未来の土木コンテストは、自分たちが住みたい未来の社会に関するアイデアを小学生から募集し一次選考を突破したアイデアに対して、それを発案した子どもたち(未来プランナー)とプロの土木エンジニアが協同してカタチにし、その過程を発表会でプレゼンするイベントでした。2018年1月の最終選考会・表彰式後、久しぶりの再会となった未来プランナーと技術検討チームの土木エンジニア約30人は、国内最大となるシールドトンネル工事を見学しました。
今回見学した「東京外かく環状道路 本線トンネル(北行)東名北工事」の現場は、地表面から40メートル以上深い大深度地下に外径が15.8メートルのトンネルを約9.1キロメートル掘り進む工事です。子どもたちは、トンネル内に潜入し巨大構造物の迫力を体感するとともに、最先端技術の説明を受け、土木の力に大いに感動していました。
※土木学会誌2018年12月号掲載にあわせてWebに公開いたしました
チーム遠藤&チーム島児
チーム田中&チーム安江