平成30年5月24日(木)10:00から土木学会EF会議室にて平成29年度会長特別委員会 「国土・土木とAI懇談会」成果報告をテーマとして第51回報道機関懇談会が開催されました。
土木学会では、平成29年度会長特別委員会「国土・土木とAI 懇談会」(座長:坂村健 東洋大学INIAD学部長)を立ち上げ、近年発展著しいAI、ICT等の革新技術を土木分野の課題解決に適用すること、さらには土木とITの融合を促進することを目指した検討を行ってきました。
約一年間の議論を経て、このたび検討成果を「インフラ・国土管理における土木とICTの融合に関する提言」としてとりまとめました。5月24日午後に、本懇談会の成果報告シンポジウムを開催し、その成果を報告いたしました。シンポジウムでは、土木学会 大石久和会長より「安全で効率的に使える国土を次世代へ」と題した基調講演を行いました。さらに坂村座長より「提言に込めた想い」、国交省森昌文技監より「国土交通省の挑戦」と題し、講演いただきました。
懇談会の議論の中での提案を受け、土木界本邦初の取り組み、「土木学会インフラデータチャレンジ」と題したコンテストを開催することとなりました。今回のシンポジウムでは、このコンテストのキックオフ・イベントとして、「土木学会インフラデータチャレンジ・キックオフ宣言」も同時に開催いたしました。
今回の報道機関懇談会では、本懇談会の活動内容についてご報告するとともに、懇談会提言の内容や提言に込めた想いを紹介いたしました。あわせて、成果報告シンポジウムや土木学会インフラデータチャレンジの概要をご紹介しました。
話題提供者:
土木学会 会 長 大石 久和((一社)全日本建設技術協会)
司会・話題提供者:
土木学会 専務理事 塚田 幸広