土木学会が主催するインフラ産業グローバルビジョン講演会は、世界のグローバル企業のトップリーダーとともに、インフラ産業におけるグローバル戦略を語り、我が国インフラ産業の海外展開戦略を考えるきっかけとするために開催しています。
3回目の開催となる今回は「世界のコンセッション事業における土木技術者の多様な役割」をテーマとして開催します。コンセッション事業とは、高速道路、空港、上下水道などの料金徴収を伴う公共施設などについて、施設の所有権を発注者に残したまま、運営を特別目的会社として設立される民間事業者(SPC; Special Purpose Company)が行う事業を指します。
海外においては、建設業界がコンセッション事業の事業主(Concessionaire)として、また、請負者として活躍する例が多くなっています。我が国においても空港、道路、上下水道分野など、コンセッション事業に関する動きが活発化しています。
今回のインフラ産業グローバルビジョン講演会は、世界のインフラに関わるコンセッション事業に関する知見を有する講演者より、コンセッション事業の形成、事業への参画の事例やリスク管理に関して講演、議論いただき、我が国のインフラ産業関係者のコンセッション事業参画促進の一助とすることを目的として開催します。
記
・主催: 公益社団法人 土木学会 建設マネジメント委員会・国際センター
・後援: 国土交通省、一般社団法人 海外コンサルタンツ協会、一般社団法人 海外建設協会
・会場: 東京大学 本郷キャンパス 武田先端知ビル 武田ホール(東京都文京区弥生2-11-16)
・プログラム:2016年 10月 3日 (月) 13:30~19:30 (意見交換会18:00~19:30)
13:30~13:40 開会挨拶(土木学会建設マネジメント委員会委員長:三百田敏夫)
13:40~15:55 講演1~3:Kevin Tynes (Nippon Koei Latin America-Caribbean Co., Ltd.会長, 日本工営株式会社執行役員)、金相勳(Kim, SangHoon) (元韓国大宇建設株式会社副社長、韓国海洋水産部港湾局局長)、坪井健太郎 (フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所シニアリーガルコンサルタント)
16:15~17:45 パネルディスカッション: 講演1~3の講師および小澤一雅(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授)、安間匡明(株式会社国際協力銀行取締役)、平井節生(国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課課長)
ファシリテーター: 福本勝司(株式会社大林組常務執行役員)
17:45~17:55 閉会挨拶(土木学会専務理事:塚田幸広)
・参加費: 会員(個人・法人)5,000円、一般8,000円、学生会員1,000円、学生非会員3,000円
(全て意見交換会参加費を含む)
◆日-英同時通訳有り。
・参加申込み: 土木学会ホームページ本部主催行事参加申込サイト
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp よりお申込み下さい
問合せ先: 公社) 土木学会国際センター (担当:川上)
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
Tel: 03-3355-3452 / Fax: 03-5379-0125 / E-mail: kawakami@jsce.or.jp
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平成28年9月23日ニュースリリース | 124.88 KB |
「世界のリーダーと語るインフラ産業のグローバル戦略」フライヤー | 1.47 MB |