公益社団法人土木学会※1(会長 谷口 博昭)は、無料で学習できるオンライン講座「“はじめて”のインフラメンテナンス講座」を、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)※2の講座として、金沢工業大学 宮里心一 教授を主査とする土木学会インフラメンテナンス総合委員会※3 知の体系化小委員会 教材開発支援分科会による「“はじめて”のインフラメンテナンス講座(前編)」を2022年5月、「“はじめて”のインフラメンテナンス講座(後編)」を2022年6月に開講することを本日(2022年3月9日)発表いたしました。
日常に当たり前にある橋やトンネル、横断歩道橋などインフラに関わる構造物は人々の生活を支えています。それらのインフラをメンテナンスすることは構造物を守るだけでなく、私達の生活を守ることにも繋がります。
この度開講する「“はじめて”のインフラメンテナンス講座」は、地方自治体のインフラメンテナンスの概況や劣化事例、メンテンナンスの基礎知識から新技術に至るまで、幅広く学べる講座となっています。本講座では、初めてインフラメンテナンスを担当する方やその活動を支援する設計コンサルタントに向けて、インフラの維持管理の流れを理解し、代表的な劣化について認識できることを学習目標として、事業の必要性と現状や実務に必要な知識について講義します。また、本講座は、土木学会継続教育(CPD)制度※4の認定e-ラーニングであり、修了により各6単位の学習記録として土木学会CPDに登録可能となっております。
尚、本講座は土木学会継続教育(CPD)制度の認定eラーニングで、どなたでも無料で受講することができます。受講期間について、前編は5月9日から6月6日まで、後編は6月6日から7月4日までの各4週間で、JMOOC公認プラットフォーム「Open Learning, Japan」※5にて本日より受講申込を開始いたしました。
【講座概要】
■講座名 | “はじめて”のインフラメンテナンス講座(前編) “はじめて”のインフラメンテナンス講座(後編) |
■講師 | 土木学会インフラメンテナンス総合委員会 知の体系化小委員会 教材開発支援分科会 宮里 心一 教授 他8名(前編) 宮里 心一 教授 他6名(後編) |
■受講期間 | 2022年5月9日(月)~6月6日(月)[前編] 2022年6月6日(月)~7月4日(月)[後編] |
■受講料 | 無料 |
■受講対象 | はじめてインフラの維持管理に係わる、地方自治体、特に市町村の職員やその活動を支援する設計コンサルタント等(前提知識は不要) |
■受講申込 | [前編]https://open.netlearning.co.jp/lecture/index.aspx?cid=00035J11 [後編]https://open.netlearning.co.jp/lecture/index.aspx?cid=00036J11 |
■講座内容 |
【前編】 |
■CPD | 本講座は、土木学会CPD制度の認定e-ラーニングです。 (6.0単位/編、登録には修了証が必要です。) |
■詳細 |
◆前編:https://open.netlearning.co.jp/lecture/index.aspx?cid=00035J11 ◆後編:https://open.netlearning.co.jp/lecture/index.aspx?cid=00036J11 |
■お問合せ先 | ◆公益社団法人土木学会 技術推進機構 尾崎史治 E-mail:opcet-cpd@jsce.or.jp TEL:03-3355-3502 ◆一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会 JMOOC事務局 E-mail:secretary@jmooc.jp ◆株式会社ネットラーニング 広報 猪股美和 E-mail: pr@nl-hd.com TEL:03-5338-7455 |
【コメント】
日常に当たり前にある橋やトンネル、横断歩道橋などインフラに関わる構造物は人々の生活を支えています。それらのインフラをメンテナンスすることは構造物を守るだけでなく、私達の生活を守ることにも繋がります。本講座で、土木分野におけるインフラメンテナンスの基礎を学んでいただくとともに、土木事業についての理解を深めて頂ければ幸いです。
本講座は、受講料無料で提供されているJMOOC公認のプラットフォーム「OpenLearning, Japan」において52・53講座目の開講となります。JMOOCにおいて、学会からの講座提供は2・3講座目となります。
※1 公益社団法人 土木学会
https://www.jsce.or.jp/
1914年設立。産官学の土木技術者により構成。個人会員数約40,000人。「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」(土木学会定款)ことを目指し、土木工学に関する調査研究のほか、技術者教育・土木広報・国際交流などの活動を展開している。
※2 一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)
https://www.jmooc.jp/
JMOOCは「Japan Massive Open Online Courses」の略で、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会の英語名です。2012年にアメリカで始まった「MOOC」(Massive Open Online Courses=大規模公開オンライン講座)の日本における普及・拡大を目指し、2013年に一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(略称JMOOC)として設立されました。
「JMOOC」では、大学講師陣および企業が提供する本格的なオンライン講義を公開し、誰もが無料で受講できる教育サービスを提供しています。
※3 インフラメンテナンス総合委員会
https://inframaintenance.jsce.or.jp/
土木学会では、笹子トンネル天井板落下事故に端を発した社会インフラの老朽化問題や、近年頻発している豪雨災害・地震災害に対するメンテナンスの重要性に鑑み、2020年度より、これまで個別に活動していたメンテナンス関連委員会を統合し、体系的かつ有機的に活動することを目的に、インフラメンテナンス総合委員会を立ち上げ活動しております。
※4 土木学会 継続教育(CPD)制度
https://committees.jsce.or.jp/opcet/cpd
土木技術者が倫理観と専門的能力をもって社会に貢献していけるよう、土木技術者(関連する分野の技術者も含む)としての能力の維持・向上を支援することを目的とした制度。
※5 JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」
https://open.netlearning.co.jp/
OpenLearning, JapanはJMOOCで3つ目の公認プラットフォームとして、2014年9月25日に開設されました。これまでに22の大学・法人等と提携し、51講座を開講。教育・研修・学習デジタルソリューションサービスを提供している株式会社ネットラーニング(代表取締役:岸田 徹、本社:東京都新宿区)が提供、運営しています。
株式会社ネットラーニング
https://www.netlearning.co.jp/
ネットラーニングは、eラーニング最大手企業として培った知識と経験を基に、教育・研修・学習のデジタルソリューションサービスを提供しています。当社は1998年設立以来、ITの力を使った効果的な学びを追求し、クラウドを利用したプラットフォームでのeラーニングを提供して参りました。ネットラーニングは現在、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代における効果的な学びに加え、行動変容と成果をもたらす学びをデジタルソリューションとして提供しています。
添付 | サイズ |
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「“はじめて”のインフラメンテナンス講座」フライヤー | 1 MB |
2022年3月9日ニュースリリース | 967.7 KB |