公益社団法人土木学会(会長 家田 仁)は、4/23(金) に「第9回水工学オンライン連続講演会」を開催します。
水工学委員会では、コロナ禍で様々な学会活動が制限されている中、昨年7月より、今後の水工学研究の方向性を考える機会として、連続講演会を開催し、いよいよ第9回目を迎えます。
第9回となる今回は、玉井 信行氏(東京大学名誉教授)をお招きし、「三段階論に基づく持続的な流域管理体系の提示と若い人への期待」をテーマにご講演いただきます。
本講演会は、多くの水工学及び関連分野の研究者への刺激と研究力向上のための知や姿勢を得る機会となり、新たな研究課題を見出す機会となることを期待していますので、是非、ご参加ください。
記
第9回水工学オンライン連続講演会
【詳細】
1. 日時:2021年4月23日 (金) 17:00~
2. 会場:オンライン 開催(1) 議論参加型(ZOOM上でのオンライン開催への参加)
(2) 聴講型(ZOOMの様子をYOUTUBEライブストリーミング配信)
3. 参加費:無料
4. 定員:(1)議論参加型 100名限定 (2)聴講型 500名
5. 申込み:(1)議論参加型 https://committees.jsce.or.jp/hydraulic/node/174(水工学委員会メール登録URL)
【議論参加型の参加登録情報は水工学MLに登録されている方にのみ配信します。
水工学MLの登録がお済みでない方は,上記から登録をお願い致します。】
(2)聴講型 http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp (学会事前参加申込URL)
6. 申込み期限:2021年4月20日(火)締切
7. 主催:土木学会 水工学委員会(オンラインWG)
8. 詳細URL:https://committees.jsce.or.jp/hydraulic/node/181 (水工学委員会ホームページ)
9. プログラム:講演内容
「三段階論に基づく持続的な流域管理体系の提示と若い人への期待」
玉井 信行氏 (東京大学名誉教授)
研究をどのように進めるかの基本を知りたいと悩んでいた博士課程1年の頃に、武谷三男さんの三段階論に出会いました。これを基底にその後の研究展開を進め、
密度流・河川水理・河川生態・都市熱環境・流域水文に及びました。東大での残る10年間に、三段階論の実体論に相当する成果として“河川計画論”を得たいと
考えました。その後、石川県犀川の河川整備基本方針には“地域の歴史と伝統”という判断軸が必要であるという議論をし、2004年に完備な河川計画として、
哲学に並び立つ体系を得ました。今回の結論は、東日本大震災を機に次の段階を目指し、2017年に到達した内容をお話したいと思います。若い研究者の方々は
“学問の進展は、 学問の中にある”を信じて、国内外を含めて活躍されることを祈ります。
【お問合せ先】公益社団法人土木学会 水工学委員会
事務局担当者:林 TEL:03-3355-3559 E-mail : j-hayashi@jsce.or.jp
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2021年4月14日ニュースリリース | 958.32 KB |