これからの福島の復興に土木技術者がどう向き合うかを考えます
福島復興シンポジウム~福島のこれからの30年を考える
2021年に東日本大震災発災から10年の節目を迎えるにあたり、公益社団法人土木学会(会長 家田 仁)では、この10年の復興を総括し、その成果や教訓を、地域復興がこれから本格化する福島、さらに南海トラフや首都直下の事前復興に向けて接続し、今後の社会と土木技術者のあり方を問うことを目的として、「3.11東日本大震災復興リレーシンポジウム 」を開催しています。
仙台・名古屋での開催に続き、3月9日(火) に、「福島復興シンポジウム~福島のこれからの30年を考える」と題し、第3回のリレーシンポジウムを現地福島から配信いたします。
福島は地震や津波による被害に加え、原子力発電所の事故による様々な影響を受け、その復興の過程は複雑でありました。2部構成でお送りする本シンポジウムでは、福島のこれまでとこれからを考えるため、第一部を「"いちえふ”からの克服への努力」をテーマとし、福島における今までの震災被害からの立ち直りの努力と葛藤などこれまでの10年間を振り返り、その議論を受け、第二部では「福島のこれからの振興」をテーマとして、今後30年を見据えた福島の復興の道筋と、福島の復興に土木技術者がどう向き合うかを考えます。
記
1. タイトル:3.11東日本大震災復興リレーシンポジウム
福島復興シンポジウム ~福島のこれからの30年を考える~
2. 日時:2021年3月9日 (火) 9:30~16:30
3. 会場:オンライン(YouTubeライブ配信 https://youtu.be/AghaQXXtGY0 )
※ 配信先リンクは変更となる場合があります
4. 参加費:無料
5. 定員:1000名
6. 申込み:CPD受講申込み:https://eventregist.com/e/311relaysympo_re01fukushima
(視聴のみの場合は申し込み不要)
7. 申込み期限:2021年3月8日(月)締切
8. 主催:公益社団法人土木学会・国立大学法人福島大学
9. 詳細URL:https://committees.jsce.or.jp/2020_Presidential_Project01/01re_fukushima
10. プログラム:別紙の通り
11. 付記事項:第1回~第3回のリレーシンポジウムの内容を受け、総括シンポジウムを2021年5月26日(水)に東京(土木学会・オンライン併用)で開催いたします。
以上
(別紙)※Covid-19感染拡大状況により、開催方法・内容を変更する可能性がございます。
■プログラム
9:30~12:10
【第一部】「“いちえふ”からの克服への努力」
開会挨拶・趣旨説明 : 家田仁[土木学会会長]
基調講演「復興・創生に地域と協働する福島大学の取り組み」: 小沢喜仁 氏[福島大教授]
講演1「原発事故と復興の課題」: 田中俊一 氏 [前原子力規制委員会委員長]
講演2「10年で何が解決し、何が今後の課題となっているのか」: 関沼博 氏[立命館大教授]
フロア討議
13 : 00~16:30
【第二部】「福島のこれからの振興」
基調講演 「10年目の福島-残された課題と展望」: 大西隆 氏 [豊橋技術科学大学学長、東京大学名誉教授]
基調講演「「FUKUSHIMA」の未来」: 内堀雅雄 氏 [福島県知事]
パネルディスカッション
コーディネーター 福士謙介 [東京大学教授]
パネリスト 小熊久美子 氏[東京大学准教授]
岸井隆幸 氏 [日本大学特任教授]
斎藤保 氏 [福島イノベーションコースト推進機構理事長、IHI相談役]
中島恵理 氏 [環境省地球環境局総務課脱炭素化イノベーション研究調査室長]
初澤敏生 氏 [福島大学教授]
とりまとめ : 福士謙介 [東京大学教授]
閉会挨拶 : 梅野修一 [土木学会東北支部長]
【お問合せ先】
公益社団法人土木学会 会員・企画課 事務局担当者:中島
TEL:03-3355-3435 E-mail:planning@jsce.or.jp
添付 | サイズ |
---|---|
2021年3月1日ニュースリリース | 767.52 KB |
福島復興シンポジウム フライヤー | 156.55 KB |