公益社団法人土木学会(会長 家田 仁)は、3/9(火) に「第8回水工学オンライン連続講演会」を開催します。
水工学委員会では、コロナ禍で様々な学会活動が制限されている中、本年7月より、今後の水工学研究の方向性を考えるための連続講演会を開催してきました。
8回目となる今回は、「地球規模の海洋プラスチック汚染における水工学研究(仮)」、「土砂・洪水複合災害の予測を目的にしたシミュレーションに関する研究」「可視光衛星を用いた未観測地域における流量推計とデータ同化」をテーマにご講演いただきます。
本講演会は、多くの水工学及び関連分野の研究者への刺激と研究力向上のための知や姿勢を得る機会となり、新たな研究課題を見出す機会となることを期待していますので、是非、ご参加ください。
記
第8回水工学オンライン連続講演会
【詳細】
1.日時:2021年3月9日 (火) 17:00~
2.会場:オンライン 開催(1) 議論参加型(ZOOM上でのオンライン開催への参加)
(2) 聴講型(ZOOMの様子をYOUTUBEライブストリーミング配信)
3.参加費:無料
4.定員:(1)議論参加型 100名限定 (2)聴講型 500名
5.申込み:(1)議論参加型 https://committees.jsce.or.jp/hydraulic/node/174(水工学委員会メール登録URL)
【議論参加型の参加登録情報は水工学MLに登録されている方にのみ配信します。
水工学MLの登録がお済みでない方は,上記から登録をお願い致します。】
(2)聴講型 http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp (学会事前参加申込URL)
6.申込み期限:2021年3月4日(木)締切
7.主催:土木学会 水工学委員会(オンラインWG)
8.詳細URL:https://committees.jsce.or.jp/hydraulic/node/181 (水工学委員会ホームページ)
9.プログラム:講演内容
「地球規模の海洋プラスチック汚染における水工学研究(仮)」
片岡 智哉氏 (愛媛大学大学院理工学研究科 准教授)
約10年に渡り海洋プラスチック汚染に関する研究に携わってきました。大学卒業から現在に至るまでの研究キャリアの概要とその動機に触れながら、この10年間における海洋プラスチック汚染に関する世界的な研究動向と水工学分野における研究課題について自身の研究成果を交えて紹介します。特に、若手研究者や学生の皆様のキャリアパスの参考になれば幸甚です。
「土砂・洪水複合災害の予測を目的にしたシミュレーションに関する研究」
山野井 一輝氏(愛媛大学大学院理工学研究科 准教授)
土砂災害と洪水災害は、河床上昇や河道周辺地形を変化させることで、複合的に被害をもたらします。このような現象を対象にした、予測シミュレーション手法に関する研究とその成果について紹介いたします。また、近年取り組んでいる大規模計算機(スパコン)を利用した研究についても、水工学においてどのような活用が見込めるか、という視点で自身の経験を踏まえて話題提供させていただきます。
「可視光衛星を用いた未観測地域における流量推計とデータ同化」
石塚悠太氏 (マサチューセッツ大学工学研究科 博士後期課程)
研究室として関わっている人工衛星プロジェクトSWOT Missionについての動向紹介や、それと比較したこの研究の位置付け、議論点などを用いている技術的なツールやデータプラットフォーム等も交えて発表させて頂きます。同じ学生の方向けに、学士・修士時代のこと、渡米したきっかけや生活等もお話しできればと思っております。
【お問合せ先】公益社団法人土木学会 水工学委員会
事務局担当者:林 TEL:03-3355-3559 E-mail : j-hayashi@jsce.or.jp
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2021年2月24日ニュースリリース | 1.04 MB |