我が国は国土が狭く、再生可能エネルギーのみでエネルギー需給バランスを図ることは不可能であります。また、国際社会では、地球温暖化防止の枠組みの中で世界のエネルギー需要を賄うために、特に低緯度海域の自然エネルギーを開発目標に掲げることが今後、想定されます。
そのような状況下で、我が国では、国土前面に拡がる太平洋公海域の自然エネルギー利用を目指す画期的な構想があり、革新的技術開発と環境整備に取りかかるべきとの提案がなされています。
そこで、本講演会では、太平洋での再生可能エネルギー大規模利用の一例として、『巨大太陽光発電筏構想とその成立性』、『エネルギーなどへの海洋利用のビジネス的可能性』、それら成立性・可能性を支配する『太平洋の気象海象条件』について、3人の講師に講演していただきます。
記
エネルギー委員会 講演会
「太平洋で再生可能エネルギー100%を目指す」
日 時: 2020年1月28日(火)15:00~17:30
会 場: 土木学会 講堂(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml
参 加 費: 無料
行事情報URL: http://committees.jsce.or.jp/enedobo/node/75
プログラム:
(1)15:00~16:10
「低緯度太平洋メガソーラー帆走筏構想と成立性」
國生 剛治 氏 (中央大学 名誉教授)
(2)16:10~16:50
「再生可能エネルギー利用など海洋ビジネス発展に向けて-海洋計測センサ技術研究会と今後の取り組み-」
別府 達郎 氏(次世代センサ協議会理事 海洋計測センサ技術研究会代表)
(3)16:50~17:30
「自然エネルギー利用のための低緯度太平洋気象海象条件」
江本 永二 氏(気象予報士)
【問合せ先】
公益社団法人 土木学会 研究事業課 工藤
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 03-3355-3559 E-Mail: kudo@jsce.or.jp
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2020年1月22日ニュースリリース | 207.55 KB |